睡眠に効果のあるツボを押すだけで、安眠が出来ます
『眠たいのになかなか寝付くことが出来ない』
『ちゃんと寝たけれどスッキリしない』など、睡眠に関して悩みをもつ人は多いのではないでしょうか?
現代人の生活において、忙しさのあまり睡眠不足や安眠が出来ない人が多く、今後解決していかなくてはならない大きな問題でもあります。
しかし、安眠するにはどうすれば良いのか?分からないと言う人も多くいらっしゃると思います。
そんな方にご紹介したいのが、安眠出来る『ツボ』の存在です。
ツボで睡眠が得られるのか?と疑わしく思われるかもしれませんが、ツボは万能であり睡眠に効果のあるツボは、本当に存在するのです。
なかなか寝付けない、安眠が出来ないという人は簡単なので、是非試してみてください。
今回は、睡眠に効果的なツボをご紹介していきます。
ツボを押すだけで安眠が出来る理由
人間にはたくさんのツボがあると言われていますが、どうして睡眠に効果のあるツボを押すだけで安眠につながるのか気になりますよね?
その理由を簡単にご説明していきます。
ところで、ツボを押すと皆さんはどのような気分になりますか?
少し痛いけど、気持ちがいいと言う気分になるのではないでしょうか。
気持ちが良いと人間はリラックス状態に入ります。
リラックスした状態が続くと、段々と眠気が出てきて睡眠へとつながっていきます。
リラックス出来るか、出来ないかは神経が大きく関わってきます。
交感神経と副交感神経のバランス
人間には、生命を維持するために自律神経の働きがあります。
その自律神経の中に交感神経と副交感神経という真逆の働きをする神経があって、この2つがバランスを取り合っていることで、私たちの活動は成り立っています。
主に交感神経は、活動している時・緊張している時・ストレスを感じている時などに優位に働きます。
逆に副交感神経は、リラックスしたり・睡眠時に優位に働いています。
夜になるにつれて人は睡眠を取るために、副交感神経が優位になるように切り替えが行われていくはずですが、何らかの原因で交感神経が優位になると、なかなか寝付けないという状況に陥ります。
そこで、睡眠に効果のあるツボを押すことで、身体をリラックスさせて副交感神経の働きを助けて睡眠への手助けをするのです。
安眠につながる睡眠に効くツボ
睡眠に効果があるとされるツボは、いくつかあります。
今回は、より効果が高いと言われているツボをご紹介していきます。
安眠(あんみん)
名前からして、睡眠に効きそうですよね。
不眠症の人や睡眠不足の人はこの部分が凝っていて、押すと痛みがあります。
また、十分な時間睡眠を取っている人でも押すと痛い場合がありますが、これは睡眠の質が関係していると言えるでしょう。
不眠の人もそうではない人も、寝る前に押すことでリラックス効果が高まり、安眠につながります。
このツボの位置ですが、耳の後ろにすぐある骨がボコッと膨らんでい部分の指一本分下にあります。
10秒から15秒程度を一押しとして、10回程度押すと効果が得られるでしょう。
中衝(ちゅうしょう)
中衝は手にあるツボです。
このツボは不思議なことに、眠れない時には眠れるように、眠いときには眠気を覚ます効果があるというツボです。
位置ですが、中指の爪の底の線と、縦の線が交わるところから親指に3mmくらいいったところにあるツボです。
簡単に言えば、中指の爪の親指側の下の角付近ですね。
全身をリラックスさせて、痛いなと思う程度の強さで30秒から1分を目安に押しましょう。
合谷(ごうこく)
合谷は、万能なツボとして有名です。
睡眠に効果があるだけではなく、胃痛や風邪などの症状(鼻水・鼻づまり・頭痛など)にも効果があるとされています。
位置ですが、人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指側にありヘコんでいるところです。
3秒程度押して、3秒放してを繰り返し5セット程度行うと良いでしょう。
ツボを押すときの注意点
ツボを押すときには、痛いけど、気持ちよい程度に押しましょう。
また、同じ箇所のツボを長時間押しすぎると、逆効果になってしまったり、痛めてしまう可能性があります。
あくまでも短時間で行うようにしましょう。
そして、以下の症状がある人はツボを押さないようにしましょう。
- ツボの部分に傷がある
- 発熱などの病気中
- 妊娠中の人
- アルコール摂取後