柴犬の抜け毛対策って知っていますか?普段の手入れがポイントです。

 99c936ed

 柴犬ってスラッとしてるように見えても、以外と毛はフサフサで抜ける量も他の犬種と比較しても多いんです!

 特に年2回の換毛期と呼ばれる生え替わりの時期は、ものすごい量で毎回ビックリ(*゜ロ゜)

 抜け毛は自然に全部抜けてしまえば良いのですが、なかなかそううまくいきません。

 きちんと適切に対処しないと、場合によっては皮膚病にかかる可能性も・・・。

 飼い主の皆さんのお手入れの仕方1つで変りますよ!!

 そこで今回は『柴犬の抜け毛についての対策とアドバイス』をまとめてみました。

【スポンサードリンク】

 

柴犬の毛の特徴

 柴犬はダブルコートと呼ばれる二重に被毛で覆われています。
 

 ダブルコートでは下記のように構成されています。

オーバーコート(上毛)‥皮膚を守る長い毛
アンダーコート(下毛)‥防寒用の短い毛

 その他に被毛の種類には、シングルコートというものがあります。

 しかし、柴犬の場合は日本で古くから生息しており、日本の四季の寒暖の差による変化に対応出来るようにダブルコートになったとされています。

 そのため、毛の量はとても多く、換毛期にはビックリするほどの毛が抜けます。

換毛期は年に2回ある

 柴犬の抜け毛が多くなるのは年に2回の換毛期です。

柴犬の換毛期

 春→冬毛から夏毛に生え替わる
 秋→夏毛から冬毛に生え替わる

 春と夏の年2回ほどありますが、このうちたくさんの毛が抜けるのは春の換毛期です。

 理由としては、冬の寒さから身を守るために秋の時期にたくさん毛を蓄えます。

 夏毛と冬毛では量が倍違うとも言われています。それが春になると徐々に抜けていくので、ものすごい量となるのです。

 ちなみにこの換毛期ですが、春と秋に必ず起きるのですが、毎年この月にくるという断定はできません。

 1日の温度差や日照時間などが柴犬の体内の自律神経を刺激して、ホルモンの影響と皮膚の再生周期調整によって起こります。

 なので、住んでいる地域や暮らしている場所など生活環境の違いによって、多少の時期の前後があるようです。

 換毛期で生え替るのは、主に下毛(アンダーコート)で、抜け替わるのにも順番があります。

 脇腹→頭部→四肢→背中→大腿部
 
 こういった順番で徐々に抜けていきます。

換毛期の抜け毛にはブラッシングが効果的!!

 上記でも書きましたが、換毛期は特に抜け毛がすごいです。柴犬が身震いをしたり、スキンシップで毛を触っただけでも、大量に毛が舞い散ります。

 室内で飼っていれば部屋は抜け毛だらけで、洋服やカーペットなどに付着してしまい、こまめな掃除が必須となってきます。

 少しでも毛が舞い散らないようにするためにも、日々ブラッシングすることが大切になってきます。
 
 下毛(アンダーコート)を体内に残してしまうと、上毛(オーバーコート)に絡まり毛玉となって皮膚の新陳代謝や通気性を悪くし、皮膚病にかかりやすくなります。

 特に柴犬は他の犬種より皮膚病の罹患率が高いので、毎日時間をかけて抜ける毛は取り除いてあげましょう。

【スポンサードリンク】

ブラッシングは日頃から定期的に必要!!

 柴犬は辛抱強い性格ではありますが、頑固な一面があって1度ブラッシングを嫌がるようになってしまうと、その後なかなかブラッシングをさせてくれません。

 拒否が続くと、抜け毛が適切に抜けずに皮膚病にかかるリスクが高まります。

 そうならないためにも子犬のころからブラッシングを遊びの一環として取り入れ、嫌がらないようにしつけ(習慣化)しておく必要があります。

 生後6ヶ月以降から、子犬の柔らかい毛から成犬に向けて硬い毛が生えてくるようになるので、その頃を目安にブラッシングを行い、その後も定期的にブラッシングを続けましょう!

ブラッシングの仕方

①毛についた汚れを濡れタオルで拭き取ります。可能であれば、蒸しタオルを使用し全体を包み込むようにすると毛穴が開き汚れととも毛 が抜けやすくなります。

②初めての場合や嫌がる場合には獣毛ブラシを使い毛をとかします。
獣毛ブラシは艶出しやブラッシングに慣れるために使用する豚毛で出来た柔らかいもので皮膚に当たっても痛くないブラシです。

③獣毛ブラシで大丈夫な場合はスリッカーブラシでブラッシングをします。
スリッカーブラシは金属製でブラシ部分に曲がったピンの様なものが埋め込まれています。金属製なので皮膚に当たると痛みが生じるため優しく力を入れず2~3㎝ずつブラッシングすると簡単に大量の毛が抜けます。

④月2回程度は、ブラッシングの後にシャンプーをしましょう。

注意点

 被毛のお手入れは慣れるまでは短時間で行うようにしてください。万が一嫌がる場合には、時間を置いてから再チャレンジしてみましょう。

 また、ブラッシングする際にはお腹周りやお尻周囲の皮膚は大変デリケートです。

 なので、スリッカーブラシではなく、獣毛ブラシのような柔らかい素材のもので行い、皮膚を傷つけないようにしてくださいね。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ