健康診断の再検査にいかない人が多いですが、再検査の意味を知っていますか?
健康診断といえば、会社へ正社員としてお仕事をしている方でしたら、年に1回ある定例行事みたいなものですよね?
その健康診断の結果で、「再検査」という通知をもらった経験がある方もいらっしゃるかと思います。
どちらかと言えば、30代後半以降の男性に多いのではないでしょうか?
普通に考えれば、速やかに病院などで再検査しなくてはと思いますよね。
しかし、中には再検査と通達が来ているにもかかわらず、行かない人もいるのです。しかも、行かない人の方が多数派という噂です。
再検査に行かない人は、どんな理由で再検査を受けないのでしょうか?
身体の健康の為の検診なので、検査結果を無視するのは大変危険な行為です。
自分自身の事なので、逆に行かない人が多いのかな?とも思いますが、健康状態に不安を持ったまま生活するより、何が原因で再検査になったのかをはっきりさせる事をお勧めいたします。
今回は、健康診断の再検査の意味や行かない人の理由などを調査してみました。
健康診断の再検査に行かない人たちの理由
健康診断で再検査の通達が来たのにもかかわらず、再検査に行かない人がいます。
では、その理由とは一体なんでしょうか?
行かない人たちの理由の一部をまとめました。
- 時間がない
- どこで再検査を受けるか分からない
- 再検査の通知を軽く考えている
【時間がない】
仕事などで忙しく、なかなか時間がとれないがために行かないという人が多いようです。
再検査の通達も心配ではあるけれど、それよりも病院へ行く時間を作ることが出来ないのが現状のようです。
確かに再検査に行くことになれば、半休や年休などの休みをとる必要があります。
時間の確保をしないといけないけれど、普段から仕事を休めない人にとってはなかなか難しいようです。
【どこで再検査を受けるか分からない】
健康診断は会社で受けられますが、再検査は会社で受ける事ができません。
会社から病院の指定があれば、その病院へ行くだけで再検査を行えますが、指定がない場合は自分で探して予約をするしかありません。
その時にどこの病院へ行けば良いか分からず、結局そのままにしてしまう人が多いようです。
【再検査の通知を軽く考えている】
再検査の通知を見ても、今の状態からみてなんともないから大丈夫!と自己解決してしまう人も多いようです。
確かに再検査の通知が来たからといって、即具合が悪くなるとは限りません。
しかし、今は元気だとしても数年後にはどのような症状になっているかは分かりません。
過信せずに、1度きちんと再検査を受けましょう。
再検査通知の意味
再検査という意味ですが、まず覚えておいてほしいのが、必ずしも病気ではないということです。
どうしても再検査という文字を見てしまうと、何かの病気なんだろうと思いがちですが、それは間違った認識です。
健康診断での結果が基準値から逸脱してしまった場合、その数値が一時的なものなのかどうかを同じ検査をして確かめるものです。
つまり、検査結果で出た数値が本当なのかを再確認する、という意味が込められて再検査の通知が発行されるわけです。
再検査を行ったとしても、ほとんどの人が異常なしと判断されることが多いので、きちんと再検査をしましょう。
再検査はどこで受ける?
再検査の通知が来た場合ですが、2種類の受け方があります。
会社指定の場合
会社で指定がある場合には、指定先の病院を受診すれば大丈夫です。
指定先の病院に行く場合には、会社側が費用を負担してくれる場合があります。
会社によっては全額負担してくれるところもあるので、必ず再検査の前に会社の担当者に聞いてみましょう。
会社の指定がない場合
会社から再検査を受ける指定の病院がない場合には、基本的に自分で好きな病院を選んで受診することが出来ます。
検査項目などによっては病院に問い合わせてみなければいけませんが、一般的な内科のクリニックでも行う事が出来ます。
費用も再検査という通達が来ているので、保険が適用されます。
予約する際には、定期健康診断で再検査の通達が来たのでお願いしたいということを、しっかり伝えましょう。
また、受診する際には、保険証と健康診断の結果を忘れずに持参しましょう。