スナック菓子は太るというのは本当か?その原因を調べてみました。
スナック菓子は食べ過ぎると肥満の原因になりますよという事を言われたり、聞いたりしたことは誰にでもあるのではないかと思います。
では、スナック菓子を食べ過ぎると『太る』ということは、本当なのでしょうか?
気軽に食べられるので、食べ始まったら手が止まらず、ついつい食べ過ぎてしまうことってよくあります。
しかし食べ過ぎてしまうということは、やはり太るというイメージにつながってくるので、本当なんだろうと心配になってくることでしょう。
そこで今回は、スナック菓子が太る原因についてその理由を詳しくご説明いたします。
スナック菓子が太るのは本当?
スナック菓子は、残念ながら間違いなく『太る』原因になっています。
スナック菓子の多くの原料は、ジャガイモやトウモロコシ、小麦粉などといった炭水化物を油で揚げたりしているものです。
つまり炭水化物と脂質がメインの食べ物です。
ということは、ご飯よりも太りやすい食品とも言えます。
では具体的には、どういった理由で太る主原因となっているのでしょうか。
スナック菓子が太る原因
- カロリーの数量
- 食べ方の問題
- 食品添加物の問題
- 浮腫
【カロリーの数量】
スナック菓子の総カロリー数は、1袋平均して500㎉ほどあるものが多いです。
特にポテトチップといった油を使ったお菓子は、カロリーが高いものが多いです。
1日に摂取して良いカロリーの数量は決まっています。
朝・昼・夕にしっかりと食事を取った上に、間食などで必要以上にスナック菓子を食べてしまうと、消費カロリーより摂取カロリーの数量が大きく上回ってしまい、やはり太る大きな原因になります。
【食べ方の問題】
カロリー数量が高いと上記で説明しましたが、カロリー数が高いのはスナック菓子だけではありません。
他にケーキやチョコレートといったお菓子もカロリーは多めです。
ですので、一概にスナック菓子だけが太るという訳ではないのです。
実は、スナック菓子の食べ方にも大きな問題があるのです。
ケーキなどは少し食べるだけでも満腹感が得られるので、必要以上に食べなくても終わりにできますよね。
しかし、スナック菓子は食べてもすぐに満腹感を感じることはなく、どんどん食べてしまいます。
気づいたら休む事なく手を伸ばして食べ続けていた、ということを経験している人も多いはずです。
スナック菓子は、1つ1つが小さいこともあって咀嚼回数も少なくすぐに食べ終わります。
また、食べている時に多いのが「ながら食い」です。
「ながら食い」は、他の事に意識が向いているので、食べる事に意識が向いていません。
だから、満腹中枢に刺激が行くまでに時間がかかり、どんどん食べてしまうのです。
【食品添加物の問題】
スナック菓子には、たくさんの化学調味料が使用されています。
化学調味料などの食品添加物には、脳に旨みの感覚を覚えさせ、また食べたいと思わせるように脳内の感覚を麻痺させていく働きがあります。
そういった影響もあって、ついついスナック菓子に手がでてしまい、食べ過ぎの原因となってしまうのです。
【浮腫】
スナック菓子には、塩分が多く含まれています。
塩分が身体の中に多くあると、その塩分を排出しようとして体内に必要以上の水分をため込みます。
この水分がコントロール出来ずに、浮腫につながっていくのです。
こういった場合には、脂肪太りというより水太りの原因につながるといった感じです。
太りにくい食べ方
- 食べる量を抑える
- 食べる時間帯に気をつける
- 温かい飲み物と一緒に食べる
【食べる量を抑える】
間食するカロリーは、大体200キロカロリーに抑えると良いとされています。
スナック菓子ならば1袋全部食べるのではなく、袋の半分より少なめ程度でやめておくと良いでしょう。
【食べる時間帯に気をつける】
スナック菓子を食べるなら、おやつの時間である午後3時ごろがオススメです。
この時間は血糖値を下げるインスリンを出す膵臓の動きが最も活発になる時間で、なおかつ脂肪をため込むタンパク質のBMAL1という物質が最も低下する時間帯で、食べても太りにくい時間帯と言えます。
しかし、いくら太りにくい時間帯だからと言っても、食べ過ぎはNGです。
【温かい飲み物と一緒に食べる】
温かい飲み物と一緒に食べることで、満腹中枢が刺激されて少ない量でもお腹が満たされます。
また温かい飲み物は代謝も高めることが出来るので、オススメの食べ方です。
紅茶やお茶など、無糖のものを選びましょう。
しかし、スナック菓子に関しては、食べないでも我慢出来るのであれば、食べない方がいいのです。
しっかりと1日3回食事を取れば、あえてスナック菓子を食べなくても十分に生活できるはずです。
自分自身の健康状態、肥満具合を考えた食生活を心がけましょう。