腰痛の原因はこれだ!女性が腰の真ん中が痛い!!にはこんな原因があった。

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 年齢を重ねていくと、だんだんとあちこち痛いところが出てきます。

 その中でも、1番多いのが『肩こり』と言われていて、その次が『腰痛』です。
 
 腰痛を感じる部位は人それぞれですが、特に女性が腰痛を訴える場合には決まって一番多い所があります。

 それが、『腰の真ん中あたりが痛い!』とピンポイントに訴える事が実に多いそうです。

 では原因は一体何なのでしょうか?

 今回は、腰痛の原因で女性が腰の真ん中が痛いという、4つの要因についてまとめました。

 

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腰の真ん中が痛い時に考えられる原因(女性編)

 

  • 仙骨のズレ
  • 子宮内膜症
  • 若年性腰椎分離症・すべり症
  • 老人性変性腰椎分離症・すべり症

【仙骨のズレ】

 仙骨は骨盤の一つです。

 骨盤の中心にあるのが仙骨、その下にあるのが尾骨、仙骨の左右に位置しているのが寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)です。

 骨盤はこの5つの骨の総称です。

 痛みを感じるのは、腰よりもやや下方の位置で、真ん中のあたりが痛みます。

 仙骨は身体の重心を支えるのに重要なものです。

 女性の場合、元々腹筋や背筋などの筋肉量が男性に比べて少なくて弱いという事や、妊娠や出産などで骨盤が開きやすく骨盤の歪みやズレを起こしやすいものです。

 また、女性ならではだと思いますが、アヒル座りをしたり、足を組んだり、ハイヒールを履いたりという習慣も腰痛を悪化させている原因です。

 そのままズレを放置しておくと、腰の痛みだけではなく生理不順や、不妊などのトラブルも起こしかねないので注意が必要です。

【子宮内膜症】

 子宮内膜症は、本来なら子宮の中にできるはずの子宮内膜が、卵管や卵巣、腸や腹膜など子宮の外にできてしまう病気です。

 特に腸と癒着しやすいので、下腹部痛や腰痛を起こす女性が約6割もいるそうです。

 子宮外に子宮内膜に似た組織ができると、その部分で子宮内膜組織が増殖、そして剥離します。

 本来なら、月経として体外に排出されるのですが、子宮内膜症の場合は、子宮外で剥離が起きるために外に排出されることなく、血液が体内に溜まってしまいます。
 
 そのためあらゆる部位で痛みが強くなると言われています。

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【若年性腰椎分離症・すべり症とは】

 若年性腰痛分離症・すべり症は20歳以下の若い人で、特に10歳~14歳の子供に多く見られる疾患です。

 腰を反らすと、腰の真ん中や骨が痛くなり、臀部の筋肉まで痛みが及ぶことがあります。

 痛みは起床時や、動き始めに痛みが生じるのが特徴です。

 この痛みが生じる背景には、骨や筋肉などが発達段階でしっかり完成していないこともあり、激しい運動をすることで腰に負担がかかり起こります。

 激しい運動や部活などでスポーツをしている子に、多く見られます。

 体操や、バレエ、バトミントン、テニス、バレーボールなど背中を瞬間的に大きくするようなスポーツでは、過剰な負担がかかるので比較的発症しやすい傾向にあります。

 高校生以上で部活も運動もしていないのに今現在痛いと言う人は、子供の頃や中学生以下の時に激しい運動をした経験がある人です。

 幼少期に腰椎分離症を発症したものの症状がないため気づかず、成長後に腰の疲労や捻挫が引き金になって痛み始めます。

 また、生まれつき椎間関節が弱い人も発症しやすくなります。

【老人性変性腰椎分離症・すべり症とは】

 老人性変性腰椎分離症・すべり症とは30歳代以降の中高年の女性に起こりやすいものです。

 この疾患は若年性のものとはやや原因や症状が異なります。

 10代の若者の場合には成長過程における組織不全によって、弱く傷つきやすいのですが、中高年の場合には、組織の老化や機能の低下によるものが痛みの原因だとされています。

 老化に伴い軟らかかった椎間板は硬くなったり、すり減ったり周辺の筋肉や靭帯にも張りがなくなって硬くなります。

 その結果、腰椎を支える力がだんだん衰えて、荷重や衝撃を支えきれなくなり、痛みを生じるようになります。

 痛みは、若年性のものと同様に腰の真ん中や骨が痛み、臀部まで痛みが生じます。

 起床時や動きはじめに痛みが出て、特に仕事や家事などで疲労が蓄積された時に最も痛みが強くなります。

 また、この痛みは強弱を繰り返しながら、長く慢性的に続くのが特徴です。

 中高年以降に激しいスポーツを経験している人も発症しやすくなります。

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