腰痛のマッサージのやり方の効果的な方法を教えます。一人でも出来るマッサージ&ストレッチ
腰痛は現代病と言われているほど、悩みを抱えている人が大勢います。
少しでも症状を改善したいと思った時にまず思いつく方法は、マッサージやストレッチなどではないでしょうか?
整体や接骨院などのプロの方にマッサージを受けることは、もちろん早く改善する手段としては良い方法だと思います。
しかし、お金がかかってしまうことや通う時間を調整しなくてはならないので、そう簡単な話ではないという方も多いと思います。
そこで、自分自身で出来て簡単な方法があれば、いつでもどこでも気軽に行う事が出来ますよね。
そこで今回は1人でも出来る腰痛マッサージ&ストレッチ方法をご紹介します。
マッサージ&ストレッチをする前の注意点
腰痛と言っても様々な種類があります。
マッサージやストレッチを行う事で改善されるケースもありますが、場合によっては悪化するケースもあるのです。
悪化してしまう可能性があるのは・・急性の腰痛!!
つまりギックリ腰です。
ギックリ腰は腰の筋肉が負荷に耐えられなく起こるもので、筋肉の周りが炎症を起こしています。
炎症を起こしている部位にマッサージなどで刺激を与えると、さらに悪化して激痛を伴います。
突然に起こるような腰痛の場合には、基本的には腰の絶対安静が必要です。
病院を受診し、安静を心がけましょう。
また、他にも持病を抱えていたり、無理な負荷をかけて行うマッサージやストレッチも厳禁です。
心配な場合には必ず整形外科などの病院を受診し、医師や理学療法士などの医療従事者のアドバイスの下行うようにしてください。
マッサージ方法
腰のマッサージと言うと、なかなか自分1人では手が届きづらいですし、届いても力が入れにくいですよね。
そんな時オススメな方法は、ツボ押しマッサージです。
ツボ押しマッサージなら1人でも出来る位置なので簡単です。
手のツボ
腰腿点(ようたいてん)
手の甲にある2つのツボです。
場所は手の甲の人さし指と中指、小指と薬指の骨の分かれ目のに反ってそれぞれ甲の中央にくる位置です。
この2つのポイントに親指と人さし指をあて、親指と人さし指で手の甲をはさむように押しもみます。
やや強めに押す事がポイントです。
足のツボ
ふくらはぎにある3つのツボを押します。
合陽(ごうよう)・・膝の裏の中央より真下へ指幅3本分ほどのところ
承筋(しょうきん)・・ふくらはぎの筋腹の最も太いところの真ん中
承山(しょうざん)・・ふくらはぎの筋肉がアキレス腱に変わる中央の凹部
この3つのツボを体育座りなどをして息をゆっくり吐きながら、両方の親指を重ねて当てゆっくりと押していきます。
ストレッチの仕方
ストレッチを行う時には、身体が温まり柔らかくなった状態の方が効果がより発揮されます。
なので、お風呂上がりに15分ほど休憩をし、その後に実施するのが良いでしょう。
ストレッチの方法・立位①
①足を肩幅に開く
②膝を軽く曲げる
③首や腕の力を抜き床に手を付けるイメージで体を曲げ腰を伸ばす。
④①~③を5回程度ゆっくり繰り返す。
立位②
①足を肩幅に開く
②両手の力抜く
③息を吐きながらゆっくり腕を振りながら右側に体をねじる
④正面に体を戻す
⑤息を吐きながらゆっくり腕を振りながら左側に体をねじる
⑥正面に体を戻す
⑦①~⑥を5往復~10往復する
座位①
①床に座る
②あぐらをかくようにくの時に足を曲げ足の裏を合わせる
③かかとが体に付かないように少し離す
④つま先を両手でもつ
⑤ゆっくり深呼吸をしながら体を前に倒せるところまで倒す
⑥上体をゆっくり起こす
⑦①~⑥を5回程度繰り返す
座位②
①体育座りをする
②あごを胸に近づけ丸くなる
③前後に体をゆっくり揺らす
④5往復程度ゆっくり行う
仰臥位
①仰向けに寝る
②左足はのばし右膝を抱えるように曲げる
③右膝をゆっくり胸の方へ引き寄せる
④右足をゆっくり下ろす
⑤左足も同様に行う
⑥5回程度行う
※上記で紹介した方法はあくまで一例です。無理なく気持ちよいと感じる程度に行いましょう。