便秘解消のマッサージで即効性があるやり方を教えます。これであなたも便秘の悩みから解放?
便秘でお悩みの方で、解消する為にお腹をマッサージをしている方が多いのではないでしょうか?
では、そのマッサージをしてらっしゃる方は、どのようにされていますか?
おそらくは、実践している方で多いのが、お腹をぐるぐるとさするようにするマッサージなのではないかと思います。
しかし、そのようなマッサージでは便秘を解消するには不十分な方法なのです。
便秘はそのままにしておくと気分もすぐれませんし、放置しておくと他の悩みも増えてくる可能性があります。
今回は、便秘解消のマッサージで即効性のあるやり方をみなさんに教えます。
難しいことは全くないので、是非試して見てください。スッキリして頂けると思います。
腸のマッサージ
腸のマッサージで大切なのは、お腹を温める事と腸の働きを活発にすることです。
今から何点かご紹介しますが、組み合わせて行う事でより即効性が出ます。
実行して頂ければ、便秘解消につながるので、是非試してみてください。
腸マッサージその1
①仰向けに寝る。
②膝を立てる
③おへそ周りを両手の指先を使い「の」の字を描くように押す
④痛みを感じる部分や固い部分を強めに押す。
⑤お腹が柔らかくなったと感じるまで10回以上行う
⑥お腹が柔らかくなったら上から下へ優しくなでるようにさする
腸マッサージその2
便秘の原因で多いのが、ねじれ腸と言われています。
ねじれ腸とは文字通り、腸が複雑にねじれていてそのねじれた部分に便が溜まって便秘になるというもの。
人間の腸は長さがあるのでチョットしたことで曲がりやすいのです。
便秘の80%は、ねじれ腸と言われているぐらい多いんです。
ちなみにこのねじれ腸はマッサージをすることで緩和出来るんです。
《特にねじれやすい部分》
- 横行結腸
- 下行結腸
- S状結腸
この3つは結腸と呼ばれていて、結腸には上行・横行・下行・S状結腸とあり、順番につながっているのです。
この結腸の中でもねじれやすい部分のマッサージ方法を以下でご紹介いたします。
結腸の中でもねじれやすい部分のマッサージ方法を3つ。
『横行結腸と下行結腸へのマッサージ』
①立位になり両足を肩幅に開く
②両手を水平にのばし、状態を左右にひねる
③1分間繰り返し続ける
お腹を揺らすイメージを忘れずに行いましょう
『下行結腸へのマッサージ』
①仰向けになる
②両膝を立てる
③腰の下にクッションなどをあてる
④左の肋骨の下あたりから骨盤に向かって両手で押していく
⑤1分間続ける
『S字結腸へのマッサージ』
①仰向けになる
②両膝を立てる
③腰の下にクッションなどをあてる
④おへその下から恥骨にかけて両手の指で押していく
⑤1分間続ける
⑥恥骨からおへその下に腸を持ち上げるように押す
⑦1分間繰り返し行う
※ねじれ腸は自分ではどこがねじれているのかは分からないので全てのマッサージを行いましょう。
マッサージとツボ押しを一緒に行うと効果が高い
お腹には便秘に効くとされている即効性が高いツボがいくつか存在します。
お腹のツボ押しはツボだけではなく、腸にも刺激がいくのでとても効果的です。
便秘に効果的なお腹のツボ
お腹は全身の中でもやわらかくデリケートな部位ですので、指圧する際には力を入れすぎないように注意しましょう。
天枢(てんすう)
天枢(てんすう)はおへそから指2~3本分外側に離れた部分にあるツボです。
左右1カ所ずつ計2カ所あるのでそこを押します。
押し方としては人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えてお腹が軽くへこむぐらいの強さで左右同時に押します。
大巨(だいこ)
大巨(だいこ)は、おへそから指2~3本分外側に離れ、さらに指2~3本分下がった部分(つまり、天枢から指2~3本下がった場所)が、大巨です。
左右2か所あります。
慢性的な便秘な人はこの部分がかなり硬くなっていますがで強く押しすぎはNGです。
両手の人差し指と中指を重ねてゆっくり押し揉むようにしましょう。
中脘(ちゅうかん)
中脘(ちゅうかん)は、おへそとみぞおちを結ぶ縦線の、ちょうど中間のあたりに位置するツボです。
両手の指を揃え、正面からまっすぐに刺激しましょう。
気海(きかい)
気海(きかい)は、下腹部に位置するツボで、おへそから指2本分下に下がった部分にあたります。
正面からまっすぐに両手の指で押しましょう。
中脘と気海は一直線上にあるので、握り拳で軽く押しながらこするように上下させると、双方のツボに適度な刺激を与えることが出来ます。