汗の匂い対策として、市販されているものの中でオススメはコレ!
本格的に暑くなってくると、汗のニオイも気になってくる時期になりますよね。
皆さんは、汗の匂い対策はどのように行っていますか?
ドラックストアやスーパーなどの店頭でも、この時期は制汗剤の特設コーナーが出来ていたりしますよね。
市販で売られている制汗剤を買う場合に、様々な種類やタイプがあって迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
成分や価格もそれぞれ違うので、よく分からずに買ってしまうケースが多いかもしれません。
そこで今回は、汗の匂い対策として、市販されているものでおすすめのものをご紹介していきます。
汗の違い
汗は、2種類の汗腺というところから出てきます。
エクリン汗腺とアポクリン汗腺と呼ばれるものなのですが、この2つには大きな違いがあります。
エクリン汗腺
エクリン汗腺は、全身のあらゆる部分に分布しています。
全身にありますが、特に頭や背中などに集中して多くあります。
汗をかいたときにでる汗のほとんどは、エクリン汗腺から排出されているものです。
その汗は、サラッとしていて無色透明で匂いもほとんどありません。
汗の成分の99%は水分で、残り1%が塩分で構成されています。
アポクリン汗腺
アポクリン汗腺は、脇の下、耳の中、乳輪や陰部などの限定された部分にしか分布していません。
アポクリン腺からでる汗は、アルカリ性でやや粘りけがあり、ベタつきがあります。
約70%が水分で、その他はタンパク質や脂質・アンモニアなどの老廃物などが含まれています。
この老廃物などが、皮膚についている細菌や空気中の細菌などと交わることで汗に匂いがつき、悪臭として放たれるのです。
いわゆるワキガなどの悩みを抱える人は、アポクリン汗腺が多い人と言えます。
市販されているタイプ
シートタイプ
シートタイプは携帯可能で、バックなどに入れてもかさばらず、使いたいときにいつでも拭くことが出来ます。
シート自体に消臭効果があり、またサラサラする成分が含まれているので、汗を拭き取ることで匂いやベタつきが解消されます。
ただ、注意しなくてはいけないこともあります。
乾燥肌の人が使うと、余計に乾燥して匂いがつよくなる場合もあります。
また、このシートタイプは一時的な効果なので、長期的な匂い対策には向かないでしょう。
スプレータイプ
よく一般的に使われているのはこのスプレータイプだと思います。
スプレータイプは、スプレーの中にパウダー成分が配合されているので、肌に吸着して匂いと汗を吸収してくれます。
様々な種類がありますが、体臭が強い人やワキガなどの人はニオイの上にニオイをプラスする形なので、さらにニオイが増強してしまうことがあります。
また、使い過ぎるとパウダーで皮脂が詰まってしまい、乾燥や黒ずみなどの原因になってしまう場合もあります。
ロールオンタイプ
このタイプは直接肌に塗るタイプのものなので、手を汚すことはありません。
出かける前や汗をかく前に、サッと塗るとニオイ防止につながります。
ピンポイントに汗やニオイを取るのに効果的ですが、ロール部分を肌に直接つけたあとにそのままフタをしてしまうと、衛生的に気になるかもしれません。
スティックタイプ
スティックタイプは、クルクルと使いたい分を出して、直接肌につけられるタイプです。
ロールオンタイプと似ていますが、やや消臭効果は高いようです。
こちらも、ロールタイプ同様に直接肌に触れるので、衛生的に気になるかもしれません。
クリームタイプ
クリームタイプは、自分の指に出して塗るので調整しやすいですし、よりピンポイントで汗や消臭効果を期待出来ます。
しかし、クリーム状なのでややベタつきが気になるかもしれません。
汗の匂い対策でおすすめ商品
消臭効果には、高い順番があります。
①クリームタイプ
②スティックタイプ
③ロールオンタイプ
④スプレータイプ
⑤シートタイプ
上記のような順番になっており、より汗の消臭効果を期待するなら市販で売っているクリームタイプのものを選びましょう。
クリームタイプが1番効果があるのは事実なのですが、好みの問題や肌の状態によっても変わってくるので、店頭に置いてあるテスターなどを実際に使ってみたりして、自分に合う物を選んで見てください。
あとは、期待する効果と自分自身が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。