羽毛布団をクリーニングするおすすめの方法はありますか?
羽毛布団に限らないことですが、布団をクリーニングに出すというような『洗う』という行為をした経験はありますか?
もちろん、クリーニングに出さなかったとしても、外に干したり良く絞ったタオルで拭いたりすることも出来るのですが、よりキレイに羽毛布団を保つにはクリーニングすることをおすすめします。
羽毛布団は、ぱっと見てもあまり汚れていないように見えますが、実は中の羽根は意外にも汚れています。クリーニングに出して丸洗いをすることで、羽根もふかふかと元通りになります。
なので、羽根布団がへたってきたな、と思ったら1度クリーニングに出してみることをお勧めいたします。
もちろん、自分自身で洗える環境にあるのでしたら、ご自身で洗うのでもいいと思います。
そこで、今回は羽毛布団をクリーニングするおすすめの方法や理由などをお伝えしていきます。
羽毛布団をクリーニングする目安とメリット
羽毛布団を毎日使っていると、目には見えないゴミやダニ、汗や皮脂などの汚れでいっぱいになってしまいます。
そのまま使い続けていると不潔な状態のまま使用し続ける事になりますし、身体に現れる症状としては、鼻炎やハウスダストといったアレルギーを発症してしまう可能性もあります。
こういった布団についた汚れは、水溶性の汚れなので水洗いをすることでキレイになります。
そこでおすすめなのが、羽毛布団のクリーニングなのです。
ご家庭でも洗うことはもちろん出来ますが、洗い方が不十分であったり、洗ったあとにしっかりと乾かさないと中がカビてしまったりと、後々のトラブルになってしまうこともあります。
また、枚数が多い場合は、自分で洗うのは非常に大変です。
ですので、クリーニングに出す方が費用対効果を考えると、良いのではないかと思います。
そして、羽毛布団をクリーニングに出すときの目安ですが、
- 布団に汚れが目立つ
- ニオイがする
- 布団にふかふか感がない
- 使用して2年ぐらい経過・・・など
上記のようなことを目安にしてクリーニングすることをおすすめします。
クリーニングと並行したほうが良いこと
定期的にクリーニングに出して羽根布団を清潔に保つことも大切ですが、クリーニングに出す事と一緒に行うとより効果的なことがあります。
それは、ご自宅で月に1~2回ほどで構いませんので、天日干しを是非行って頂きたいという事です。
しかし、羽毛布団の天日干しは避けたほうが良いというのが定説的にもあるのが事実で、その事を聞いたことがある方にとってみれば、「えっ大丈夫なの?」と逆に不安で心配になってしまうのではないかと思います。
しかし、天日干しで問題になってくるのは、中の羽毛ではなくて側生地に原因があるのです。
羽毛布団の側生地は綿やポリエステルでできています。これらは、長時間日光に当てると劣化してしまうので、結果的に生地が傷んでしまいます。
羽根自体は劣化しないのですが、生地が傷んでしまうと傷んだ生地の隙間から羽が飛び出して来ますので、中身が減ってふかふか感が無くなってきてしまいます。
ですので、天日干しをする際は、カバーをかけたまま短時間(3時間以内くらい)で干すのが良いでしょう。
そして、干し終わった後に室内にしまう前、多くの方は布団たたきで叩いているのではないかと思いますが、実はこれが布団の中身をダメにしてしまう大きな要因です。なので、手で軽く表面をささっとさするようにして、表面のゴミを払う程度にしてください。
運ぶのが大変ならネットで依頼するがおすすめ
クリーニングの店舗に持って行っても良いのですが、行く時間が無かったり近くに店舗が無かったり、また布団が重くて運べないという時にお勧めなのが、インターネット宅配によるクリーニングです。
布団クリーニングを行ってくれる業者のホームページから申込みを行うと、申し込み用紙とクリーニングに出す布団を梱包するための袋や段ボールなどが自宅に送られてきます。
その中に布団を入れて送り返すことで、10日前後でキレイに仕上がって戻ってきます。
また、会社によってはそのまま預かってくれて、必要な時期になったら申請して返却してくれるというお預かりサービスを行っているところもあります。
インターネットで行う事に抵抗が無ければ、口コミなどを参考にして依頼してみるのはいかがでしょうか。
ご自身で持っていく場合と比べると、料金は割高にはなりますが、時間と労力が大きく節約出来ますので、忙しい方であれば利用する価値は大きいと思います。
それでも心配という方もいらっしゃると思います。それに関しては、インターネットの店舗の多くは口コミが載っています。100%信用するのはいかがなものかとは思いますが、概ね信用できると思いますので、そういったものを参考に利用するお店を選ぶと良いでしょう。