ストレス耐性に強い人の共通点を調べてまとめました。ストレス耐性強化に参考にして下さい。
毎日の生活でストレスが溜まってしまうほど、日本はストレス社会とも言われています。
これは日本人の気質がおおいに関係しています。
そのため日本人は、多くのストレスを抱えているようです。
しかし、そんな多くのストレスを抱えていても、上手く対処出来る人もいます。
その方たちは、ストレス耐性が強いというのですが、調べてみるといくつか共通点があるようです。
この共通点に当てはまる人はストレス耐性が強い人といえるでしょう。
そこで今回は、ストレス耐性が強い人はどんな人なのか、その共通点をまとめてみました。
ストレス耐性ってそもそも何?
ストレス耐性とは、簡単に言うとストレスにどれだけ耐えられるかということです。
ストレス耐性には、もちろん個人差があります。
同じ環境でストレスを与えたときに、それをストレスとして強く感じる人もいれば、全くストレスとは感じない人もいて、ストレスの感じ方は人それぞれです。
この時にストレスを上手く緩和出来る人が、ストレス耐性が強い人と言えるでしょう。
ストレス耐性の6つの要素
ストレス耐性には6つの要素が集まっていると言われています。
- ストレスの感知能力
- ストレス回避能力
- ストレスの根本の処理能力
- ストレスの転換能力
- ストレスの経験
- ストレスの容量
【ストレスの感知能力】
ストレスを受けたときに、そのストレスの度に、気づくか気づかないかを表す能力の事です。
ストレスを受けても自分でそれがストレスだと気づかなければ、ストレス耐性は高いと言えます。
この感知能力は、性格などによって最も左右される能力の1つです。
【ストレス回避能力】
ストレス回避能力とは、ストレスを作りやすい性格かどうかを示す能力です。
ストレスを受けても、自身で納得して少しでも大丈夫と思えれば、回避能力は高いと言えます。
【ストレスの根本の処理能力】
ストレスの原因であるものをなくしたり、弱めたりすることができる能力のこと。
ストレスを受けると思われる前に、それを上手く回避出来るように調整出来れば、ストレス耐性は強いと言えます。
【ストレスの転換能力】
ストレスの転換能力とは、たとえそのストレスがとても強いものだとしても、そのことをプラスの思考として捉えたり出来る事です。
また、そのストレスの中でたとえ失敗したとしても、そのことから教訓を得て次の時にはチャンスとして活かせる場合には、転換能力が高いと言えます。
【ストレスの経験】
ストレスの経験とは、同じようなストレスに出会った時にそのストレスに対して、どれぐらい耐えられるかということです。
何度も同じようなストレスを受けると、次第に慣れていき耐性が出来てきます。
【ストレスの容量】
ストレスの容量とは、ストレスに対してどこまで耐えられるかということです。
ストレスの容量の許容範囲ならば、ストレスを感じないでいられます。
これらの能力はその時の体調や精神状態で変ってきます。
これらに当てはまればあなたもストレス耐性が強いかもしれません
ストレス耐性が強い人の共通点がいくつかあります。
- くよくよしない
- 気持ちの切り替えが上手い
- 楽天的
- 集中力がある
- 共通の仲間が多い
- 気を許して自分の事を話せる人がいる
- 人のせいにしない
- マイペースを保てる
このようにいくつかあげましたが、基本的にはポジティブ思考の強い人がストレス耐性が強いと言えるでしょう。
ストレス耐性を強くするには
ストレス耐性と言うのは、基本的に幼児期の生活環境などが影響すると言われています。
そこから強いか弱いかが形成されて行きますが、万が一今現在自分がストレス耐性に弱かったとしても、改善することは可能です。
- ネガティブ思考にならない
- ストレスをストレスと思わない
- 感情をコントロールする
- ストレスを上手に発散する
上記にあげたように、少しずつ自身のストレスに対して悪い方に考えるのではなく、良い方向へ捉えてストレスをコントロールすることで、徐々にストレスに対して耐性がついてきます。
最初は難しいかも知れませんが、時間をかけてゆっくり向き合う時間を作れば、上手にコントロール出来るようになるでしょう。