ランニングの効果はいつから出てきますか?これは始める前に知っておきたいですよね?
公園や歩道を歩いていると、朝早くとか夕方以降にランニングされている方を多く見かけます。
そして、ランニングをしている方の年齢層も幅広く、中学生風の子どもから年配の方まで幅広い年齢層で行われている日々のスポーツになっています。
そのため、新たに始めやすい習慣でもあります。でも、ランニングを始めよう!と思うきっかけは人それぞれですよね。
最近太ってきたので・・・とか、運動不足の解消に・・・とか、犬の散歩ついでに・・・とか、いくらでもあります。
ただ、何かの効果を期待して始める方がほとんどだと思いますので、いつから効果が出始めるかは、始める前に知っておきたいものですよね?
どのくらいで効果がでてくるかが事前に分かっていれば、ランニングを継続するモチベーションにも繋がります。
そこで、今回は『ランニングの効果はいつから出てくるのか?』を調べてみました。
効果を実感できるのは3ヶ月目以降
今までに運動習慣がほとんどない人が、いきなりランニングを始めても効果はすぐにはありません。
その理由は【身体が急な変化に対応出来ないから】です。
ランニングを始めたばかりのころは、今まで身体の中で行われていなかったカロリー消費が、急にあり得ない量とスピードで行われるようになるので、身体がその変化について行けずにビックリしている状態です。
そしてこの変化が身体にとって危険なのか、またはそうではないのかを判断するために、一時的に防衛反応として脂肪やエネルギーを身体にため込みます。
また、この頃は精神的にもまだ慣れていないので、だんだんモチベーションも下がってきてしまい、目に見える効果も薄いので停滞してしまいます。
しかし、この後もランニングを継続するこで、身体も適応してきて走ることが習慣化されてくるので、走るのが当たり前という認識になるので徐々に効果が現れてきます。
ここまでの期間が約3ヶ月間とされていて、ここを過ぎた辺りから目に見えた効果が現れてくるでしょう。
ゆっくりでも良いから3ヶ月は続けよう
ランニングを始めて1ヶ月、2ヶ月経っても効果がないからと止めてしまうのは、非常に勿体無いです。
確かに頑張っているのに効果が出ないと、落ち込んだり、辞めたくなる気持ちになるのは仕方のないことだと思います。
しかし、そこで止めてしまったらそこまでの努力が水の泡になってしまいます。
最低3ヶ月間頑張れば、必ず効果が身体に現れて来ます。
だから、最初から3ヶ月目からが本格的なスタートという認識を持ちましょう!
始める段階でこの意識があれば、モチベーションも下がらずに効果が出てくるまで継続出来ると思います。
ランニングを続ける事で起きる良い効果
【ダイエット効果】
ランニングは有酸素運動です。
有酸素運動は糖質や脂肪をエネルギー源に変えるために、脂肪をたくさん燃焼する効果があります。
【筋力アップ】
ランニングを続ける事で、基礎代謝があがり、脂肪も落ちて筋肉がつきやすくなります。
また筋肉は使わないとどんどん衰えてしまうので、脂肪が蓄積しやすくたるみの原因になってしまいます。
それを、ランニングを続ける事で筋肉を低下させないように予防することができます。
【肩こり・冷え性改善】
ランニングをすることで代謝が良くなり、全身の血液循環も良くなります。
血流が改善されれば、冷え症も緩和され、また身体のコリもほぐれて肩こりなどが解消されます。
【美肌効果】
血流が良くなって新陳代謝が向上すれば、老廃物が蓄積されずに排出されるので、肌トラブルが起きにくくなります。
日中に走る場合は、紫外線対策をきちんとしないとせっかくの美肌効果も台無しになってしまいますので、注意が必要です。
【リラックス効果】
『ランナーズハイ』という言葉があるように、ランニングをすると精神力が高まり、気分がいいのでストレス解消につながります。
走り続けることで、身体が走ることでリラックスが出来る、という風に認識出来るようになります。
【寝付き・寝起きがよくなる】
ランニングを習慣化とすると、セロトニンという物質がよく働くようになります。
セロトニンは夜になると睡眠に影響を与えるメラトニンというホルモンに変化します。
日中にランニングをしてセロトニンを分泌しておけば、夜はスムーズにメラトニンに変化して、ぐっすり眠れるようになります。
ダイエットが目的の場合、効果的なランニング時間
ダイエットが目的の場合に必要なランニング時間は、1日最低で20分以上です。
脂肪が燃焼され始めるのは、有酸素運動を開始してから20分経過してからと言われています。
なので、20分以上行わないと、あまり効果が期待できなくなってしまうので、最低20分以上はがんばりましょう。
ランニングをする時には、あまりスピードを早くしてしまうと無酸素になってしまい、脂肪が燃焼がしづらくなってしまいます。
呼吸がしっかりできて、会話が出来る程度の早さで走るようにしましょう。
体力作りが目的の人の効果的なランニング時間
筋肉増強や体づくりが目的の場合は、ダイエット目的の人とは若干違ってきます。
長時間走るよりも、短時間で負荷をかけた方が効果的です。
無酸素に近いスピードで走り、時にはダッシュを取り入れたりすると、肉体に負荷がかかって筋肉がつきやすいと言われています。