ランニングの効果は脳にもあった!ダイエット以外に脳にこんなすごい効果があるとは、驚きです。
ランニングを始めた理由で多いのは、やはりダイエットや、運動不足解消が目的なのではないでしょうか?
もちろんそういった目的にも大変有効なランニングですが、実は脳にも良い影響があるってご存じでしょうか?
あまり関係性がないように思えますが、記憶力や集中力などがアップするなど、実生活において嬉しいことばかりなんです。
ダイエットを目的として始めたランニングですが、他にも良い効果があるなんて素晴らしいですよね。(^^)Vまさに一石二鳥!いやそれ以上です。
そこで今回は『ランニングが脳にもたらす良い効果』についてまとめました。
海馬が刺激されて記憶力アップ
海馬とは
海馬というのは、脳で記憶を保管する場所です。
この海馬は年々年を取るごとにすこしずつ萎縮していき記憶力の低下を引き起こします。
海馬がランニングで大きくなる
ランニングをすると適度に脳に刺激がいきます。もちろんこの海馬にも程よく刺激が行きます。
海馬が刺激されると、神経細胞と神経細胞を結ぶシナプスが増加して、海馬の体積が大きくなります。
この状態になると、細胞間で情報のやりとりをするスピードが早くなるため、記憶力がアップすると言われています。
若い人はもちろん記憶力アップが期待出来ますが、記憶力が低下してきている40代や50代の方々やそれ以上の高齢者の人にもかなり有効と言われているので、簡単に出来るスポーツとして、ランニングはオススメです。
しかし、ランニングはチョット大変だという人は、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れてみましょう。
海馬の場合にはランニングでなくて軽い運動でも刺激を与え続ける事で脳の萎縮を止め、改善出来るので、将来の認知症予防などの為にも簡単にできる運動を継続して行うと良いでしょう。
前頭前野が刺激されて集中力アップ
前頭前野とは
前頭前野は思考力や決断力、集中力に関して働きをする脳の一部です。
ランニングを行う速度が時速9㎞と言われていて、この速度で走ることが、前頭前野を刺激して物事を考える力を発揮するのに丁度いいと言われています。
ちなみに時速9kmは、1km当たりおよそ7分で走るペースです。
セロトニンが出て幸福感アップ
ジョギングをすると幸せな気分をもたらすセロトニンという物質が多く放出されます。
ジョギングなどの運動をすると嫌な事を忘れたり、気分が開放的になったり、走り終わるとスッキリした気持ちになることが多いですよね。
それはセロトニンが大きく影響しており、ジョギングを習慣化すると前向きな気持ちになりやすいと言われています。
>ジョギングをすることで前向きな気持ちになれるので、ストレス発散はもちろんのこと、うつ病の予防や治療、アルツハイマー型の認知症予防などにも有効とされています。
脳を活性化させるためのランニング時間
脳を活性化させるために必要なランニング時間は、20分以上とされています。
20分経過したところで体内がじんわり温まってきて、血流が良くなります。
血流が良くなることで、脳の血流も良くなりますので、活性化につながります。
ですので、ランニングは20分以上かけてすることをオススメします。
ダイエットと同じですね!
脳を活性化させるためのランニングの仕方
決まった時間に決まった場所を毎日走ると、脳の活性化効果はだんだん薄くなって来ます。
これは、毎日同じ景色を見ながら・・・という事で脳の刺激が弱くなってくるからです。
そう考えると、定期的にコースを変えて新鮮な気持ちとワクワク感を持たせてみたりすると、脳に刺激が与えられます。
今回は、そこが重要なポイントです。この刺激は簡単に実行出来ます。
例えば、今までは朝に走っていたとすれば夜に変えて見たり、場所をいつもと違う場所にしてみたり、音楽を聴きながら走ってみたり、など視覚、聴覚、嗅覚などの感覚の違いを取り入れるだけで、脳が活性化されるのです。
普段と少し違うことをすると、脳は学習をしようと働きが活発になるので、ランニングするときには是非こういった工夫を取り入れてみましょう。
また、ランニングするときには、スロージョギングがオススメです。
スロージョギングとは
普段自分が歩く歩幅の半分くらいの歩幅を、リズムよく左足が地面についてすぐ右足、右足が地面についてすぐ左足、と言うようにポンポンと跳ねるようにジョギングすることです。
このスロージョギングは、笑顔で走れるぐらいのスピードで走ります。
また、姿勢をピンと伸ばして走ることで、20分から30分で効果が現れます。