餅の保存方法は、冷凍・冷蔵・常温のどの方法が最適なんでしょう?
お正月が終わり、余ったお餅をどのような保存方法で保管していますか?
保存方法としては、冷凍、冷蔵、常温と3種類ありますが、お餅がより長くもつのはどの方法でしょうか?
お正月で使い切れれば良いのですが、お餅って意外と余りがちですし、捨てるのはもったいないので良い保存方法があれば長くお餅を楽しむことが出来ますよね。
そこで、今回はお餅の保存方法で適切な方法と、冷凍や冷蔵を選んだ場合の正しい保存方法をご紹介します。
お餅を保存するなら
余ってしまったお餅を保存する場合、冷凍・冷蔵・常温のどれでも可能です。
ただし、それぞれの方法で保存をした場合において、お餅の賞味期限はそれぞれ違ってきます。
きちんと保存できたと仮定しても、大体賞味期限としての目安としてですが、
- 冷凍なら数ヶ月~1年程度
- 冷蔵なら1週間程度
- 常温なら1~2日程度
上記がそれぞれに保存した場合の目安です。
こうして見て見ると、長い期間お餅を楽しみたいということであれば、冷凍保存をするのが最適と言えます。
ただ、すぐに使い切る予定があれば、冷蔵保存の方が解凍したりしなくても良いので、餅を使う時には楽かもしれません。
1つ1つで正しい保存の仕方を下記でご説明していくので、是非参考にしてみてください。
餅の冷凍保存の仕方
お餅を冷凍保存する場合には、ラップとジップロックなどの密封袋を使用します。
お餅を1つ1つ空気が入らないように、ラップで密閉するように包みます。
1つじゃなく2~3個一気にラップも出来ますが、ラップをするときには空気に触れない方が良いので、お餅の個数が少ない方が密閉度が上がります。
ラップでお餅を包んだら、それをジップロックなどの密封袋に入れます。
ジップロックに入れたときも、出来るだけ空気は抜くようにしてください。
袋で密封することで、ニオイ移りや冷凍やけ、霜などが予防出来ます。
この状態であれば、半年~1年は持つでしょう。
ただし、入れっぱなしにするのではなく、時々冷凍庫のお餅を確認して霜などが降りていないか確認してください。
また、冷凍がしっかり出来たとしても、風味や味は徐々に落ちてくるので、早めに使い切りましょう。
冷凍したお餅を使いたいとき
冷凍したお餅を使いたいときには、冷蔵庫に入れて自然解凍するようにしましょう。
半解凍でもお餅を使うことは出来ますが、焼いたときになかなか中心部まで熱がいかずに、周りから焦げ付いてしまう可能性が高いので、出来れば使う前日に冷蔵庫に移し、ゆっくり完全に解凍すると良いでしょう。
餅の冷蔵保存の仕方
市販されているお餅の場合で個包装してある場合には、大袋の中に乾燥剤が入っているので、大袋をまず輪ゴムなどで止めてジップロックなどに入れて冷蔵庫へ入れてください。
自分でついたお餅の場合には、冷凍保存同様にラップを使って1個1個丁寧に空気を抜き包みます。
冷蔵保存の場合には水分を避けるため、1個ずつラップをするようにしましょう。
ラップが終わったら、ジップロックなどの密閉袋か、容器に入れて保存しましょう。
冷蔵保存の場合も、時々お餅を確認しながら1週間を目安に使いきりましょう。
餅の常温保存の仕方
常温で保存する場合には、ラップに包んで冷暗所に保存します。
ただ、常温である以上お餅の傷みのスピードは速く、1日~2日でダメになってしまいます。
そこで、どうしても常温で保存したい場合にオススメなのは、水を使う方法です。
水餅といって昔からある保存方法ですが、ご紹介します。
つきたてのお餅には餅粉がついているので、まずお餅を洗いキレイに洗いながします。
お餅がきちんと水に浸かるようなボールやタッパーなどに、餅を入れてたっぷり水を注ぎます。
餅に水が触れているということが大事なので、必ず確認しましょう。
そして、冷暗所に置き、毎日お餅を洗い水を交換します。
この工程を繰り返すだけで、2~3週間は常温でももつと言われています。
ただし、条件によってはもう少し早まる可能性もあるので、常温保存は最終手段で考えた方が良さそうです。
基本的には、お餅はつきたてが一番おいしので、なるべく新鮮なうちに食べてしまいましょうね。