昆布の栄養や効果ってすごいんですよ!昆布の栄養成分と美容&ダイエット効果を知ってくださいね!
みなさんは昆布を普段からどれぐらい摂取していますか?
昆布というと、どちらかというと出汁というイメージが強いので、あまり意識して丸ごとは食べないって人もいると思いますが、
実は昆布ってすごく栄養素が豊富で、美容やダイエットなどにも優秀な食材なんです!!
こんなに体にとってすごく良い効果があるって知ったら、これからは意識して食べるようになるかもしれませんね♪
今回は昆布の栄養成分や効果などについてお伝えしようとおもいます。
昆布ってこんなに栄養素が含まれているんです!!
昆布に含まれている栄養素
- カルシウム
- カリウム
- ビタミン類
- マグネシウム
- 鉄分
- 食物繊維
- 亜鉛
- ヨウ素など・・・
昆布には上記で上げたものなどが多く含まれていて、とても優秀な食材と言えます。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、特に昆布の中には『ヨウ素』と『ビタミンK』の量が他の食材よりもずば抜けて多いのです。
【ヨウ素】
ヨウ素は甲状腺ホルモンのを構成するのに必要で、人間にとって重要な物質です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促したり、子どもの場合には成長ホルモンと一緒に成長を促進する働きをします。
ヨウ素は体にとって良いものなのですが、甲状腺ホルモンを作るのに必要なヨウ素はほんの少しで、一日0.095〜0.15mg。
日本人は昆布となじみがあるのであまり多く取り過ぎる必要もありませんし、多少過剰に摂取しても、排泄でコントロールされたりしてるので、影響が出ることは少ないそうです。
しかし、意図的に長期間にわたって過剰摂取をしていると、さすがに影響がでます。
ヨウ素を過剰に摂取すると、甲状腺機能低下症、甲状腺腫、甲状腺中毒症が起こります。
また体重減少、頻脈、筋力低下、などの症状が出現する可能性もあるので、過剰に摂取するのは注意が必要です。
しかし、これらの症状が出現しても、ヨウ素を控えれば元に戻るので安心です。
【ビタミンK】
ビタミンKは、出血した時に止血を促す血液凝固因子を活性化する働きがあります。
また、血管を丈夫に保ち、動脈硬化の予防にも有効です。
他には、骨や歯などの生成や維持、強化などにも役立つ物質です。
ビタミンKは海藻類や納豆、緑黄色野菜などに多く含まれていて、日本人ならほとんどの食事で補えるため、不足していることはほとんどないと言われています。
しかし、抗生剤の長期服用している場合は腸内細菌からの供給が低下し、不足する場合があります。
ビタミンKの気をつけないといけない事
それは、ワーファリンという血液をサラサラに保ち血を固めないようにするお薬を服用している方は注意です。
ビタミンKは上記で述べたとおり、止血を促す物質です。ワーファリンを飲むことで、この効果がなくなり血がサラサラの状態なので、例えば転んで怪我をして出血してしまった時に血が止まらなくなってしまうのです。
この場合は、とても危険なのでワーファリンを服用中の方はビタミンKには注意しましょう。
美容にもダイエットにもオススメ!!
昆布には多くの食物繊維が含まれています。
ご存じの通り、食物繊維には便通を良くする働きがあります。
便通が良くなることで腸内環境も良くなり、痩せやすくなるだけではなく肌荒れなども解消されお肌の調子まで良くなるのです。
また、昆布独特のネバネバの成分である『アルギン酸』や『フコイダン』は脂質や糖質などを抑制しコレステロールを溜めないように働きかけてくれます。
また、美容には昆布に含まれる『ヨウ素』と『ビタミンB2』の2つの成分にも期待したいところです。
ヨウ素は上記で述べた通り、新陳代謝を促す効果があり、ビタミンB2には肌を正常に保つ効果があるので昆布はダイエットにも美容にもオススメの食材なのです。
昆布の栄養成分をしっかり取る食べ方
昆布には栄養素がたくさんあるのでオススメなのは理解していただけたと思いますが、ではどうやって食べるのが一番良いのか疑問に思いますよね?
昆布の栄養を効率よくとる方法は・・・・・・・・・・
- 昆布を煮出して出汁を使用すること
- 昆布をじっくり煮込んで柔らかくして全部食べる
上記2点の方法です。
昆布の多くの栄養素は水溶性です。
昆布を煮込むことで昆布の細胞が壊れ、栄養素が水に溶けだすので効率よく吸収できる訳です。
オススメは昆布で出汁を取って、そのまま昆布を味噌汁の具などにして食べる方法が簡単で良いかと思います。