血圧サージとは?また、予防にタオルをにぎると良いというのはなぜ?
『血圧サージ』という言葉をご存じでしょうか?
血圧サージという名前なので、血圧に関する何かの数値なんでしょうとは予想できますが、詳しくは分からないという方は多いはずです。
そもそも、血圧を気にし始めるのはある程度の年齢を重ねてからで、10代20代はあまり気にしていなかったという方が多いと思います。
しかし、この血圧サージは年齢には関係なく、すべての年齢で関係することなので、この機会に知っておくと後々役に立つでしょう。
これから血圧サージについて説明していきますが、その予防にはタオルが需要なカギを握ります。
タオルを使うだけで予防が出来るの?とちょっと不思議な感じですが、ではなぜタオルで予防出来るのでしょうか?
そこで今回は、血液サージの意味とタオルで予防が出来る理由をご説明していきます。
血圧サージとは何?
血液サージというのは、一言で言えば、血圧の急激な上昇のことを表します。
いつもは正常な血圧の値なのに、あるときだけ急に血圧が上昇して高血圧の状態になり、またその後は何もなかったかのように血圧が急下降する現象です。
このような現象が知らない間に、身体では起こっていることがあり、この血圧サージを繰り返すことで血管にダメージを与えているのです。
血管にダメージを与え続けると、血管が劣化・老化してしまい、心疾患や脳血管疾患のリスクを高めてしまいますので非常に危険です。
血圧サージの原因
血圧サージの原因は、日常生活に問題があると言われています。
ですので、元々高血圧と診断されていない若い人でも、この血圧サージが起こっている可能性があるのです。
ちなみに、生活習慣で問題になると言われているのが、下記の通りです。
- 暴飲暴食
- ストレス
- 喫煙
- 飲酒
- トイレでいきむ
- 過度な緊張
- 階段の上り下り
- 寒暖差での入浴
など、あらゆる生活の中で血圧が上昇すると言われています。
しかし、元来血圧というものは、チョットした事でも変動があるものなのです。
起床したときから就寝するまでの間には、随時少しずつ変化し続けているので、その変動が急なものではなければ特に問題はないのです。
しかし、血圧サージの場合には、これらの変化がプラスで起きたり繰り返し起こることで、急激な血圧上昇が起こってしまっているのです。
だから、血管にとってはものすごくダメージが大きいのです。
こういった生活習慣は、高齢者を限らず若い働き世代の人にも当てはまることなので、年齢は関係なく日常生活に少しでも不摂生があると、誰しもが起こる現象なのです。
予防にはタオルが良いのはなぜ?
その血圧サージを予防するには、タオルを握るのが良いとされています。
タオルを握るだけの簡単な方法で、本当に予防が出来るのか疑問に思いますが、どういった理由からなのでしょうか。
タオルを握ると、自然に手に力が入ります。
手に力が入ることで、筋肉が一時的に縮んで血管も収縮します。
血管がぎゅっと締まることで、血流が低下します。
今度は逆に、握っていた手を緩めると血流が解放され、血管がリラックス状態となって血圧が安定するのです。
このように、一定時間交互に開いたり握ったりすることで、全身の血液の流れが良くなり血圧の上昇を抑えることが出来るのです。
一見簡単そうに見えるこのタオルを握ったり放したりを繰り返すだけで、血管にダメージを与える血圧サージを予防出来るとしたら不安に思っている方でしたら、やってみようと思いますよね。
では、以下で具体的にどのようにやるのかを説明していきます。
タオルの使い方
用意するもの:フェイスタオル
①フェイスタオルを2~3回たたんで、正方形のような形をつくる
②正方形の形になったらくるくると巻く
③②を手で持って見て、指同士がくっつかないか確認する
④③で指がくっつかないように持てたらタオルの準備は完成
~実際の流れ~
上記で準備したタオルを軽く握り、そのままの状態を2分キープします。
2分後、ゆっくり握る力を弱めて、1分ほど休憩します。
今度は、反対の手に持ち替えて、上記と同じように行います。
この、繰り返しを1日に左右2回行うだけで予防効果があります。
毎日続けるとより効果を発揮するので、是非継続してみてください。
何事も継続することが大事です。
健康な毎日を送るためにも、生活習慣が乱れているなぁと感じている方は、是非実践してみてください。