加湿器の掃除を簡単にできる、おすすめの方法を教えます。
冬の必需品ともいえる加湿器ですが、みなさんは定期的にお掃除していますか?
外す部分が多いので、掃除がめんどくさいと思って、放置し続けていませんか?
掃除しないまま放置しておくと、カビやニオイの原因になりますよ。
そうなってしまうと、部屋中にカビが撒き散らされる状態になって、部屋が衛生的ではなくなってしまいます。
加湿器の掃除はいっけん大変そうに見えますが、以外と簡単に出来ます。
そこで今回は、簡単にできるおすすめの加湿器掃除方法をご紹介します。
但し、今回ここでご紹介させて頂く掃除の方法は、お使いになっている機種によっては故障の原因になってしまう場合もございます。
必ず取扱説明書を読んでから、自己責任の上で判断をお願いいたします。
加湿機の掃除方法
加湿機を掃除するときには、説明書を見ながら掃除できるパーツを確認します。
一般的に掃除が必要な箇所は・・・
- フィルター
- タンク
- タンクのトレイ
- 吸気グリル
- 本体
- その他のパーツ
上記にあげた部分の掃除が、必要になってくるかと思います。
詳しく掃除方法をご紹介していきます。
フィルターの掃除
フィルターは吸水するので、こまめに掃除しないとカルキの付着やニオイの原因になります。
1ヶ月に最低1回を目安に、こまめに掃除をする必要があります。
フィルターの掃除は、つけ置き洗いです。
《方法》
用意するもの:クエン酸・バケツ・ぬるま湯
ぬるま湯2リットルに対して、必要なクエン酸は大さじ1程度です。
①バケツに40℃程度のぬるま湯を入れる
②クエン酸を溶かし入れて、よく混ぜる
③②にフィルターがすべて浸かるようにしていれる
④30分~2時間程度つけ置きする
⑤バケツからフィルターを取り出し、水で2分以上よく洗い流す
⑥半日ほど日陰で陰干しする
⑥完成
フィルターの大きさにもよりますが、バケツではなく100円ショップで売られているA4のファイルBOXなどをしようすると、つけ置きするぬるま湯やクエン酸の量が少なくすむのでおすすめです。
また、クエン酸はカルキなどを分解・洗浄に優れているのですが、濃度が濃くなってしまうとフィルターの故障の原因になるので、適量は守りましょう。
タンク
吸水タンクは基本毎日洗浄が必要です。
タンクに水垢を付着させないためにも、使わない分の水は捨てて軽く洗い流しましょう。
そして2週間に1度のペースで、つけ置き洗いもしましょう。
つけ置き洗いで用意するもの:クエン酸・ぬるま湯
《方法》
①給水タンクの水をすてて、軽くゆすぐ
②クエン酸を大さじ1杯程度いれて、吸水タンクに40度程度のぬるま湯を注ぐ
③②で満水より少し少ない程度のお湯を入れたら、全体的にタンクを振る
④一晩つけておく
⑤つけ置きしたら充分に水で落とす
⑥風通しの良い場所で乾かす
⑦完成
タンクのトレイ
吸水タンクのトレイは、水が常についている場所なのでぬるぬるしたり、赤カビが繁殖しやすい場所です。
1~2週間に1度の目安で掃除をしましょう。
用意するもの:消毒用エタノール・キレイな布やタオル・使い古した歯ブラシ
《方法》本体から外せる場合
①スポンジや使い捨ての歯ブラシなどでこする
②水でよく流す
③風通しの良い日陰で乾かす
④消毒用エタノールを適量拭きかけ消毒する
⑤乾いた布でよく拭き乾かす
⑥完成
《方法》本体から外せない場合
①消毒用エタノールを吹きかけてキレイに拭き取る
②乾かして完成
赤カビはエタノールで消毒しないと空気中に広がってしまい、部屋中にカビの胞子がまき散らせてしまいます。
カビを発生を予防するためにも、消毒はこまめにおこなうと良いでしょう。
吸気グリル
吸気グリルは、ホコリを掃除機で吸い取りましょう。
そして月に1回程度は、軽く水で洗ってよく乾かしましょう。
本体
加湿器本体は、消毒用エタノールを使用して全体を拭き取りましょう。
吹き出し口もカビが発生しやすいので、念入りに拭きましょう。
その他のパーツ
加湿器によっては、パーツがたくさんついているものもあります。
取り外せるものはクエン酸大さじ1杯に対して、ぬるま湯2リットルの割合でつけ置きをして、取り外せないものは消毒用エタノールで拭き取りましょう。
水を使っているものはクエン酸ですっきり
水垢やカルキなどの水回りの汚れは、アルカリ性なのでクエン酸でよく落ちます。
酸性のクエン酸がアルカリ性の汚れを中和させるため、汚れが浮いて落としやすくなります。
加湿器も水を使うのでクエン酸で掃除をするのが、簡単ですぐにキレイになる方法でしょう。
また、クエン酸は体にとって無害なので、ペットを飼っていたり、小さい子供がいるご家庭でも安心して使用出来きます。
100円ショップやホームセンターなどで、手軽に購入出来るので、非常に便利です。
少し多めにストックしておいても良いでしょう。