自転車のライトの交換方法って、自分でも出来るって知ってました?
自転車のライトが急に点かなくなったという経験はございませんか?
ライトが切れたまま夜間走行をするのは危険ですし、ライトなしでの走行は、道路交通法でも禁止されています。
購入後に1年以上経過している場合は、時間に余裕のある時で大丈夫なので、一度自転車のライトを確認してみて下さい。
そして、交換が必要なら速やかに対処することをお勧めいたします。
そのライトの交換方法なのですが、多くの方は自転車屋さんに行くかと思いますが、実は自分でも交換出来るって知っていましたか?
交換方法は意外と簡単で、一度自分で交換した経験がある人は、その後も自分で交換してしまうようです。
頻繁に交換するわけではないのですが、交換方法を覚えておくと、いつでも交換出来るので安心ですね。
そこで今回は、自転車のライトの交換方法をご紹介していきます。
自分の自転車のライトのタイプを確認しよう
ママチャリのような一般的な自転車のライトには、2種類のタイプがあります。
- ブロックダイナモ
- オートライト
【ブロックダイナモ】
ブロックダイナモは、自転車のライトとして昔からよく使われている一般的なものです。
ライトのモーター部分(ローラー状)が車輪の部分にあたり、摩擦・回転する力でモーターが発動されてライトがつく仕組みとなっています。
ライトをつけて自転車をこぐとなんとなく重く感じるのは、この仕組みが発動されているからです。
ただし、最近ではLED化してきているので、ライトを点けてもあまり重くならずに走行出来るようです。
【オートライト】
オートライトは、最近主流になりつつあるのですが、車軸についているモーターで自動発電させてライトが点くタイプです。
基本的にライトは自動点灯になっていて、周りの明るさをセンサーが自動的に感知することで、その反応で点くようになっています。
このタイプのライトは自動点灯なので、昼間でも曇っていて暗い状態であれば、ライトが点いてしまうケースも普通にあります。
ライトの交換方法
ブロックダイナモ
ブロックダイナモのタイプのライトを交換する場合、切れた電球を交換するパターンと、丸ごと交換するパターンの2つがあります。
<電球だけを交換する場合>
電球だけを交換する場合には、とても簡単です。
<手順>
①ライトに着いている蓋を外す
※ライトの種類によって、道具不要で手でパカッと開けられるものや、ネジを回して蓋を取るタイプなどがあります。
②蓋を外したら、電球をソケットから外す
③新しい電球をソケットに取り付ける
④蓋をもとに戻す
⑤ライトがつくか確認して完成
<丸ごと交換する場合>
自転車のライトによっては、電球だけの交換は不可のものもあります。
その場合は、丸ごと交換出来るタイプのライトを購入しましょう。
丸ごと交換するというと、なんとなく難しそうって思いますよね?
でも、実はとても簡単です。
では、さっそく手順をご紹介していきましょう。
<手順>
①古いライトを外す準備をします。
②ハンドルから伸びているライトの操作レバーをはずす。
③古いライトの本体を固定しているネジを外す。
④③でネジが取れたらすぐに本体がとれるので、本体を落とさないように注意する
⑤新しいライトのネジをタイヤ側から入れる
⑥緩み止めのワッシャをいれる
⑦新しいライトを取り付ける
⑧ダイナモーが地面と垂直になるように調節する
⑨大体の位置を決めたら軽くナットをしめる
⑩ダイナモーのローラー部とタイヤの間に隙間が出来ているか確認する
(※ライト使用時は、ダイナモーの一部はタイヤに触れます)
⑪確認が出来たらネジでしっかりと固定する
⑫ハンドルから伸びている操作レバーを動かし動作確認をして終了
オートライト
オートライトを交換する場合は、丸ごと交換するタイプが主流です。
<手順>
①古いオーライトを固定しているナットなどのネジをはずす
②ケーブルの先端についている端子をハブダイナモから抜きとる
③支柱に巻いてあるケーブルをはずす
④古いのがすべて外れたら、新しいオーライトをナットでしめて固定する
⑤オーライトから出ているケーブルを支柱にぐるぐると巻いていく
⑥ケーブルの先端を端子に差し込み完成
お店に依頼することも考えよう
ライトの交換は案外簡単に出来るので、自分で行う人もいます。
しかし、交換するのが初めてだったり自分で行うことに対して抵抗がある場合は、お店の人に依頼するのがベターです。
ライトの交換であれば、大体3000円~5000円くらいで1時間もあればすぐに作業は終了します。
自分で交換して失敗した場合に、そのまま放置っていう訳にはいかないと思います。
夜間走行に際しては、ライト点灯が義務づけされているので、不安がある場合にはプロに頼む事をおすすめします。
今は自転車も道路交通法違反での取り締まり対象になっていますので、お巡りさんに捕まってしまわないように普段からの点検にも注意しましょう。