インフルエンザ予防接種の時期で受験生にベストなのはいつ?回数は?
冬が近くなってくると毎年の恒例にはなってしまうのですが、インフルエンザがだんだんと流行してくる時期です。
これからが本番の受験生にとっては、風邪やインフルエンザなどにかかってしまったら大変です。
今まで勉強してきたことが無駄になってしまう可能性も0ではありません。
そうでないにしても、1週間ほど勉強が出来なかったら結構大きな問題ですよね。
なので、インフルエンザは必ず予防接種を受けて、しっかりと予防しましょう。
完璧に予防出来るわけではないのですが、発病する確率は相当減少しますので、受ける価値は絶大なほどございます。
可能な限り万全な体調で受験できる様に、受験生には必ず受けておいてほしいものです。
そこで今回は、受験生にとってインフルエンザの予防接種のベストな時期と回数についてまとめました。
インフルエンザが流行するのは11月くらいからピークは3月
インフルエンザが流行し始めるのは、11月~12月頃です。
ピークは1月~3月です。
インフルエンザの予防接種を受けて抗体が出来るまで、およそ1~3週間の時間がかかり、その後3~4ヶ月効果を発揮して次第に抗体が減っていきます。
実質、予防接種をすると、接種後2週間~4ヶ月の間効果が続くということになります。
受験生にオススメ!インフルエンザの予防接種を受ける時期
受験の時期は人それぞれ違いますが、ちょうど1月~3月が多いようです。
1月から3月はインフルエンザの流行のピークと重なってしまうので、受験生の場合はこのピークに罹らないように、合わせて予防接種を受けることが大切です。
上記のようなことを考えて、受験生にオススメ時期をご紹介します。
受験生に最適な予防接種の時期
【2回予防接種を打つ場合】
1回目→11月中旬 2回目→12月上旬~中旬
接種間隔は、1~4週の間にとされていますが、4週あけた方が確実に抗体を獲得出来ると言われています。
【1回予防接種を打つ場合】
1回目→11月上旬~中旬
推薦受験など11月や12月など試験時期が早い場合のオススメ時期
【2回予防接種を打つ場合】
1回目→10月初旬 2回目→10月下旬から11月初旬
【1回予防接種を打つ場合】
1回目→10月中旬~11月初旬
※あくまでも一例なので、ご自身の受験時期に合わせて予防接種を効率よく受けてくださいね。
予防接種回数は2回がオススメ!!
インフルエンザの予防接種は、小児や高齢者は抗体獲得が1回では不十分なので、2回接種を推奨されています。
13歳以上の場合は、1回の接種を推奨されています。
ちなみに、インフルエンザ予防ワクチンで1回の接種で得られる効果は64%、2回では94%というデータがあるそうです。
このデータをみると、大人も2回受けた方が良いのではと思いますよね?
実はその通りなんです!!
2回打った方がより抗体を確実に獲得出来るので、受験生は2回受けるほうが望ましいのです。
では、なぜ13歳以上が1回でOKになったのでしょうか?
以前、ワクチン不足が起こったときに、大人はインフルエンザを罹った人も多く、子供や高齢者に比べ抵抗力や免疫も高いです。
だから、1回のみの接種でも大丈夫という風潮になり、現在もそのまま1回のみでOKという流れになっているそうです。
2回接種が良いとお伝えしましたが、インフルエンザの予防接種は毎年、非常に多くの方が受けられます。
なので、病院によっては1回しか受け付けていないとこもあるので、受ける前に病院に確認をしてみてください。
家族も予防接種を受けよう
インフルエンザの感染力は強いです。
出来れば同居家族の方も、インフルエンザの予防接種を受けて、安心して受験に望めるような環境を作ってあげてください。
予防接種も大事だけれど体調管理もしっかりと!!
冬の時期はインフルエンザだけではなく、他の風邪や病気など罹りやすい時期でもあります。
しかも、受験生は毎日遅くまで勉強している人が多く、体調を崩しやすいです。
試験勉強ももちろん大事ですが、睡眠不足や不規則な食事をしていたりすると免疫力が下がってしまいます。
だから、疲れたときには休息を取ってください。そして、バランスの取れた食事をとり、体を壊さないように本番に向けて頑張りましょう!!