勉強の仕方を変えるだけで、学校のテスト5科目100点アップ!
学校の成績の上げ方にはイロイロな方法があると思います。
例えば、大手学習塾に通ったりして「有名な先生の授業を受ける」という方法です。
確かに、有名な先生は教え方はすごく上手だと予想出来ます。
ただ、その授業を受けた生徒さんたちは、はたして全員が成績上がっているのでしょうか?
もし、全員上がっているのでしたら、その先生が成績を上げていると言っても過言ではないかもしれません。
でも実際には、成績が上がった生徒さんもいれば、変わらない生徒さんもいると思います。また、下がった生徒さんもいると思います。
では、その違いはなんでしょうか?
今回のテーマは、『成績を上げる勉強の仕方を教えます、これであなたも定期テストで5科目100点アップ!』です。
成績を上げるのは自分自身しかありません
学校の成績は、学校の先生や塾の先生が上げてくれていると考えているお子様や保護者の方が、まだまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、教わる先生によって成績の上がり方や上がっている生徒の数に違いがあるのは事実です。
でも、先生の授業の内容だったり、質の高さが必ずしも成績を上げているわけではない!という事に気が付くべきです。
では、成績を上げているのは誰なのでしょうか?
それは、生徒さん自身、そのお子様自分自身なのです。
成績アップは、自分自身が成績を上げようと努力して頑張らない限りは、絶対に上がりません。
自分自身が成績を上げたいと必死に勉強をして、努力を重ねるから成績向上という結果が得られるわけですよね。
確かに、有名な先生だったりが、そのきっかけを与えてくれることはあるかもしれません。
でも、最終的に自分が頑張らない事には、成績向上はありえないのです。
だから、学校の成績は自分自身の努力で上がる!という事を認識してください。
真面目なお子様が実践している、成績が上がらない勉強法
では、大手学習塾の生徒さんだったり、有名な先生の授業を受けまくっている生徒さんだったりで、成績が変わらなかったり下がった生徒さんは、不真面目な生徒さんなのでしょうか?
確かに、そういった生徒さんもいるかもしれません。
授業中にボーっとしていたり、他の事を考えていて上の空だったり、または、睡魔に勝てずに寝てしまったり・・・。
これでは、授業料の無駄遣いですよね。こういった生徒の成績が上がるとは思えません。
でも、すごく真面目な生徒でも、授業中もノートをびっしり取って綺麗にノートをまとめている生徒さんでも、全く上がらないどころか下降線をたどる生徒さんも少なくありません。
では、この真面目な生徒さんは何が原因で成績が上がらないのでしょうか?
以下にその主な例を出しています。自分自身が当てはまったら、今日から改善していきましょうね。
授業中のノートはすごく綺麗
まずは、学校の授業中のノートは、先生の板書だけでなく、話した内容までもきちんと記入している。
そして、ノートが綺麗に取られているので、定期テスト前になると、お友達から「ノートを貸して!」という依頼が殺到する。
大事なテスト前の学習時に、肝心のノートがない。
だが、貸した本人もノートがなくても全く気にしていない。逆にお友達から人気者のような錯覚に陥り、ちょっと優越感。
しかも、ノートを綺麗にまとめたことで、変な満足感があり、ノートを使用した勉強には取り組まない。
ノートは直前に、見直しはするが見るだけ。
さてさて、あなたもこのパターンにはまっていませんか?
ノートを借りたお友達と貸した生徒、どっちがテストで点数をとるでしょう?
さて、ノートを借りたお友達は、普段の授業中は全く集中しないで他の事を考えているか寝てるかで、全く授業中はノートを取っていない。
だから、テスト前になると、ノート提出の為にこの生徒さんの綺麗に書かれているノートを借りる訳です。
ノートを借りるのはテスト直前なので、必死に書き写しながらも多少は記憶に残っています。
一方貸した生徒さんは、ノートに書いた事で満足しているので、ノートは素晴らしいが全く記憶されていない。
当然ですが、ノートを借りた生徒さんの方が、直前に書き写しながら多少覚えたので、テストで点数を取ってしまうのです。
ノートが覚えても、学校のテストや入試には何の役にも立ちません。
実際に自分自身の記憶として脳にインプットしていかなければ、成績だったり、テストの点数には反映されてこないのです。
いわば、学校の授業や予備校(塾)の授業、参考書やノートをまとめる作業は、「勉強時間」であったとしても「成績を上げている時間」ではないのです。
あくまで、「成績を上げる為の準備」をしている時間なのです。
そして、その「成績を上げる為の準備」をしたものを、実際に脳に記憶させる作業、いわゆる問題演習やマーカーと赤シートを使った記憶作業をします。
これらの時間を「成績を実際に上げる為の演習時間」と呼ぶことにします。
なので、先生が板書したものを綺麗にノートにまとめているだけでは、勉強したという満足感は得られるまもしれないですが、記憶する作業が抜けているので、学校の成績は上がっていかないのです。
毎回学校のテストで高得点を取る、成績上位の生徒さんの特徴
毎回、学校のテストで高得点をとる生徒さんは、おそらく「準備」の時間は短く「演習時間」が長く使われているはずです。
そして、毎回毎回勉強時間は長いが、全く成績が上がっていかない生徒さんの特徴は、「準備」の時間ばかりで満足してしまって、「演習時間」があまり使われていないはずです。
毎回長時間勉強しているけど、全然成績が上がらないというお子様は、是非勉強時間の使われ方を見直ししてみると良いと思います。
おそらく「準備」の時間が圧倒的に多く、「演習」に使われる時間が圧倒的に少ない事に気がつくでしょう。
だからといって「成績を上げる為の準備時間」が無駄な時間ではありません。
この準備なしでは、実際に成績を上げている記憶の演習時間はやってきませんので、いかに早い段階で準備を進めて、テストが近くなる前に終わらせておけるか。
という普段の学習が大切になってきます。
今回はここまでにしておきます。
機会がございましたら、その人間の記憶の性質を利用して、またまた効果的に自分の成績を上げる勉強の「コツ」をお伝えしようと思います。