エアコンから水漏れが・・・、修理すると高いので、主な原因を調べてみた。
エアコンを使用しているときに、エアコンから水漏がたれて来る・・・という事を経験したことはありませんか?
水漏れしてしまった!と慌てて専門業者に頼もうと思いネット検索で修理代を調べて見ると、何と!修理代が2万円以上!ではありませんか。
2・・・2万円・・・(-_-;)。正直言って高いですよね?結構くらくら来る金額です。
なんとか自分で直せないものかと調べたところ、水漏れ原因の約9割は、ドレーンホースの詰まりであることが多いようです。
しかも、詳しく調べてみると、どうやら頑張れば自分でも修理出来そうなレベルという事が判明しました。
もちろん他の原因の時もあるとは思いますが、まずはエアコンが水漏れをしたら、ホースの詰まりを1番に疑った方が良さそうです。
そこで今回は『エアコンの水漏れの原因&対策について』まとめてみました。
エアコンの水漏れの原因&対策
ドレンホースの詰まりが原因
ドレンホースは、エアコンの室外機の近くにあるエアコンから外につながっている排水用のホースです。
このホースは室外にあるので、ホコリや虫の死骸といった物が詰まりやすくなっています。
そのため、本来は外に排出されるはずの水がホースが詰まる事によって、外に排出されずに室内へ逆流してしまう事があります。
エアコンの水漏れの約9割はドレンホースの詰まりです。
【対策】
まずは、室外に出てドレンホースを探してください。ほとんどの場合、室外機の横にまとめられてホースが出ています。
ホースが見つかったら、ホースの中をのぞいてみてください。何か詰まっているようでしたら、家庭用掃除機の出番です。
掃除機が壊れてしまうと大変なので、掃除機の吸込み口にタオルやガーゼを当てて、輪ゴムなどで留めます。
それを使ってホースに差し込み、手で隙間を無くすようにして電源をオン。
数回電源を入れたり消したりして、ホース中の奥がうっすら見えたり、水が排出されたら詰まりの原因は解消です。
掃除機で解決しない場合には、ドレンホース用サクションポンプという専用のクリーナーを使用しましょう。
このクリーナーはホームセンター等で販売されており、手動でホース内のゴミを吸い取る専用の掃除器具です。
使い方はものすごく簡単!!ドレンホースの出口にクリーナーの先端を差し込み、クリーナーの取っ手を強く引っ張るだけです。
数回刺して、引いてを繰り返すと、詰まりがとれて中の水などが排出されてきます。
ただしこのクリーナーを使うときには、必ず引くだけにするのがポイントです。
抜き差しの繰り返しをせずに、そのままの状態で押したり引いたりしてしまった場合、押したときの空気圧でゴミなどがどんどん奥に追いやられてしまいます。
そうなると、もう素人では取り出し不可能になりますし、最悪の場合は、エアコン本体が壊れてしまいます。
だから、必ずクリーナーは引くだけにしましょう!
ドレンホースがない場合
外に出て室外機周辺を探しても見当たらない場合もあるようです。
ホース自体が壁に埋め込まれていたりするタイプのものもあるようで、その場合にはエアコンの内部から外へ押し出す必要があります。
ドレンホースクリーナーと言って、先端が丸くなっている針金のようなものを使用します。こちらもホームセンターなどで購入できます。
このクリーナーを、エアコン本体の下の方にある水受け皿の近くにある排水口から差し入れて、奥へ通していきます。
ゴミの部分にクリーナーが当たれば、ゴミのつまりがとれて外へ水が流れるようになります。
ドレーンホースクリーナーはいくつか長さの種類があるので、各自エアコンにあった長さの物を選択して使用してください。
また、このクリーナーは内部からだけではなく、外部にホースがある場合にも使用できます。
上記で説明したサクションポンプと併用するとより良いでしょう。
ドレンホースの破損が原因
室外に置いてあるので環境によって劣化しやすく、なんらかの原因で破れていたり、つぶれてしまったり、破損していたりすることがあります。
【対策】
一時的な物にはなりますが、ドレンホースが破れていたら、ビニールテープなどで補強すると水漏れが解消します。
ただ、あくまでも応急処置でしかないので、早めに専門業者に状態を確認してもらった方が良さそうです。
エアコン本体の傾きが原因
エアコン内部の奥にあるドレン穴というところに本来は水が流れるはずなのですが、エアコンが傾向いていることでそこまで到達せずに、水が逆流しエアコンの吹き出し口などから水が漏れてくることがあります。
【対策】
エアコンが傾いていないかを確認し、傾いているようだったら水平に直しましょう。
アルミフィンの結露が原因
アルミフィンはエアコンの前面にあるフィルターを外すと、見える金属の部分です。
長時間フル活動させることによって、本体が冷えすぎてしまい、アルミフィンに結露が発生し内部や送風口から水滴が落ちてくることがあります。
【対策】
エアコンの設定温度を上げたり、一時的にスイッチを切りエアコンを休めましょう。
アルミフィンの汚れが原因
エアコンの掃除を定期的に行わないと、フィルターの後ろのアルミフィンの部分にまでホコリが到達し、そこに水分が含まれると水が漏れることがあります。
【対策】
フィルターの掃除を定期的に行う。アルミフィンの部分にはスプレータイプの専用の洗浄液があるので、それを使用することで清潔になります。
また洗浄剤にはカビをキレイにする役目もあるので、カビ臭い時に使用するのもオススメです。
ドレンパンの汚れが原因
ドレンパンはアルミフィンの下にある水受け皿です。エアコンの水はアルミフィンで発生し、その下のドレンパンに落ちてドレンホースを通過して外へ排出されます。
しかし、長期間のエアコン使用によりドレンパンにホコリなどのゴミが溜まり、水の流れを悪くして雑菌の繁殖によりドロドロとした寒天上のものになったりします。
それが、ドレンホースの入り口を詰まらせる原因となり、水漏れを発生させます。
【対策】
ドレンパンを外す時には、それまでに他の部分のネジを外したりしなくてはならないので、少し大がかりになってしまいます。
自分で出来ないとうことはないようですが、無理をするとエアコンを壊してしまう可能性があるので、こちらに関しては専門業者に依頼した方が良いでしょう。