コールセンターの仕事はきついと言われていますが、その理由は?
コールセンターのお仕事をしている人からお仕事内容を聞くと、「キツイよ~」と言われる事が多いようです。
という事は、コールセンターでお仕事をしている人には、仕事内容がキツイと思いながら仕事をしている人が多いという事になりますよね。
どんなお仕事でも、楽チン!という仕事ばかりではないのは当たり前なので、コールセンターで働く場合のキツイというのはどういった理由からなのかを知る必要がありますよね。
つまり、コールセンターのお仕事で「キツイ」と思われる仕事内容は何なのか?を知れば自分にとってそれが同じように「キツイ」と感じるのかどうかの判断が出来ます。
そこで今回は、コールセンターの仕事がキツイという理由を探っていきたいと思います。
コールセンターのインバウンド(受信)のお仕事がきつい理由
インバウンドのお仕事がきつい理由で一番多いのが、クレーム対応です。
どんな内容のクレームに対しても真摯に向き合わなくてはいけなく、かつ冷静さが求められます。
しかし、内容が予想されるクレームに関しては、マニュアル通りの流れに言葉を付け加えれば説明出来ますが、特殊な内容だったりあまりにも無茶なクレームに対しては、とっさの対応が難しく焦りがでてしまうようです。
そして、対応に焦りが見えると相手がさらに高圧的な話し方になったりするので、さらに焦り度が増してきます。
いくら仕事とはいえ、顔の見えない相手から長々とクレームを聞き、謝罪をしたり何回も説明したりするのは精神的にきつくなってしまうようです。
コールセンターのアウトバウンド(発信)のお仕事がきつい理由
アウトバウンドでのお仕事がきつい理由で多いのは、ノルマがあることです。
インバウンドとは違い、自分から相手に電話をかけなくてはいけません。
月間でこなすノルマもほぼ決められていて、とにかく数をこなさなくてはいけません。
セールスの電話を受けた時、用件を聞かず忙しいなど理由をつけて電話をきってしまったり、セールスらしき番号からの電話には一切出ないという経験をしている人も多いと思います。
実際に電話に取りあってくれる相手がいないと、なかなかノルマがクリア出来ずに上司に怒られてしまったりするために、ノルマに追われるのがきついようです。
コールセンター全体を通してきついこと
- 長時間座りっぱなし
- マイクをつけている耳が痛い
- 研修が厳しい
- 精神的ストレス
【長時間座りっぱなし】
コールセンターでのお仕事は、ほぼ基本的にデスクワークです。
休憩時間以外は、座って常に電話対応で誰かと会話をしている状態です。
話している時間が長ければ長いほど身動きが取れないので、肩こりや腰痛に悩まされる人が多いようです。
【マイクをつけている耳が痛い】
コールセンターのお仕事で必須なのは、イヤホン付きマイクです。
しかし、そのマイクを一方の耳に限定してつけているので、どうしても耳の周囲が痛くなってしまうようです。
【研修が厳しい】
研修は仕事の初日に行うことが多いのですが、その他にも定期的に頻繁に行うところもあるようです。
どうしても対お客様なので、言葉使いなどに気をつけるのは当たり前なのですが、その分たくさん覚えることもあってキツイようです。
【精神的ストレス】
顔の見えない相手と長時間会話をしなくてはいけないということや、言葉の選び方によっては相手から怒りをかったりするために、とにかく慎重に仕事を行わなくてはいけません。
仕事が終わりの時間を迎えるころには、精神的にも肉体的にもキツイ状態になるようです。
コールセンターの仕事が向いている人の特徴
- 冷静に物事を判断出来る人
- ストレス発散が上手く出来る人
- 話すことが好きな人
- 明るい性格
- さばさばはっきりした性格
コールセンターの仕事は今まで説明してきた通り、意外とストレスが溜まりやすくてキツイ分類の仕事に属されます。
やる気があれば出来ると思っていても、打たれ弱かったり、うじうじしたり、普段から悩む事が多い人には正直キツイ仕事です。
上記に記載した性格に当てはまる人なら、コールセンターの仕事が多少キツイと思っていても長く続けることが出来るでしょう。
ただ、どんなお仕事でもキツイと思う部分はあり、コールセンターが特別キツイ仕事ではないという認識は持って下さいね。
要は、自分に合った仕事かどうかという点で判断して頂けると、お仕事選びで間違った判断をする確率が下がると思います。