息が苦しいときの対処法はありますか?考えられる原因をご紹介します。

 日常生活を送る中で、突然息苦しいと感じたことはありませんか?

 また、息苦しいと思った時にどのような対処法を試しているでしょうか。

 最近、急に息が苦しくなるという方が増えていると言います。

 息苦しいと感じる時や症状が重い場合には、病気だったりする可能性もあり、適切な対処法を学んでおく必要があります。

 もちろん病気だけでなくその他の原因でも息苦しいと感じることもあるので、合わせて原因・対処法を知っておくと突然のことでも慌てずに対処することが出来るでしょう。

 そこで今回は、息が苦しいときに考えられる原因と対処法についてお伝えしていきます。

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息が苦しいってどんな状態?

 息が苦しいと感じる時、簡単に言うとそれは体内の酸素が上手く循環されていないということです。

 人間は呼吸をする時に、酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出していますが、このガス交換が何らかの影響で上手くいかなくなってしまうと、体内に酸素が行き渡らず息苦しさを感じてしまうのです。

 息苦しさを感じるということは、身体にとっては大きな負担な事ですし、しっかりとした原因の究明が必要になってきます。

 次の項目では、息苦しさの主な原因をお伝えしていきます。

息苦しさの原因

 息苦しさを感じるときには、当然ではありますが病気の場合とそうではない場合があります。

 <息苦しさを感じる病気の一例>

  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 気胸
  • 気管支喘息
  • 肺結核
  • 肺炎
  • 肺がん
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 不整脈
  • 貧血
  • 自律神経失調症
  • 過換気症候群

 
 など、息苦しさを感じる病気には様々あります。

 ただ、病気の場合には息苦しさもありますが、その他にも合わせて症状が出ることがほとんどでしょう。
 
 病気の種類によって多少の違いはありますが、症状としては、痛みや、だるさ、咳・鼻水などの風邪のような症状といったものまで様々です。

<病気以外で息苦しさを感じるケース>

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 激しい運動直後
  • タバコなどの嗜好品
  • 猫背などの姿勢の悪さ
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対処法

症状が重い場合

 急に息が苦しくなったり、息苦しさとともに胸の痛みなどを感じた場合には、肺や心臓に関係する病気の可能性が高くなります。

 一刻を争う事態ということもあるので、息苦しさがあまりにも重く感じているような場合は、速やかに病院を受診するようにして下さい。

 また、どうしても病院まで行けそうにない位に症状が進行している場合は、躊躇する事なく救急車の手配をするようにしてくださいね。

 命の危険が伴いますので、早い判断が必要になります。

症状が長く続く場合

 息苦しさが長く続いていたり間欠的に続くような場合も、速やかに病院を受診するようにしましょう。

 何かしらの病気で息苦しさが続いている可能性もありますし、病院で検査すれば何が原因で息苦しさが続いているか判断がつきます。

 長期的に息苦しさを感じているとそれに慣れてしまうということもありますが、呼吸苦が続いていると体内への酸素供給が乏しくなるため、倦怠感や疲れやすくなるなど日常生活にも影響が出てきます。

 まずは、しっかりと原因を探求するために呼吸器内科など専門の病院を受診するようにしましょう。

病院で異常がないと言われたのに症状がある場合

 
 病院で検査しても何も異常がなかったのに、息苦しさが続く場合があります。

 そういった時の原因は、1つ前の項目でお伝えした病気以外での原因が当てはまる場合がほとんどです。

 こうした時には以下のような対処をするようにしましょう。

  • 腹式呼吸をする
  • リラックスする
  • 適度な運動をする
  • 姿勢を正しくする

 上記であげた事を意識的にしてみましょう。

 特にこの中で大事なのは、リラックスをしてゆっくりとした気持ちで腹式呼吸をするということです。

 病気意外で息苦しさを感じる場合、酸素が体内に上手く行き渡っていないことがほとんどです。

 ですので、息を思いっきり吸い込んで、その後しっかりと息を吐き出すというこうとが大切なのです。

 やり方はとても簡単です。

 口を少しつぼめて5秒かけてゆっくりと息を吸います。

 そして、5秒かけて吸った空気を出し切るようにふぅーとゆっくりと吐き出します。

 この呼吸を数回続ければ、息苦しさも大分緩和されるでしょう。

 ここで紹介したケースでも解決しない場合は、普段通っている病院を変えてみてはいかがでしょうか?

 診断する医師によっての見解が違うケースもあります。

 どうしても症状が良い方向に向かわない場合は、いつもとは違う病院に行ってみる事をお勧めいたします。

 

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