自転車の空気入れが100均で買えるって話ですが、使っても大丈夫?
みなさんが普段利用している自転車の空気入れが、俗にいう100円ショップで買えるのはご存じでしょうか?
自転車の専門店やホームセンターなどで購入すると、1000円以上すると思いますが、それが100円(税抜き)で買えるとしたらお得ですよね。
でも、お得だからと言っても100均って、壊れやすかったり、あまり使えないんじゃないかってイメージありませんか?
せっかく安く買えたのに、使えなかったら全く意味がないし、悲しくなりますよね。
では、実際に100均で購入出来る自転車の空気入れは、使っても大丈夫なのでしょうか。
今回は、100均5店舗の商品についておつたえしていきます。
ダイソーの空気入れ
ダイソーの空気入れは主に2つあります。
- 108円の空気入れ
- 218円の空気入れ
【108円の空気入れ】
108円の空気入れは、手押しタイプの空気入れです。
自転車だけでなく付属のパーツを買えれば、ボールや浮き輪なども膨らませることが出来る優れものです。
本体の長さはおおよそ30㎝程度です。
使ったことがある人の意見を見ると、全く使えなかったという人が多い印象です。
他には、使えても空気をたくさん入れるためには、相当な力が必要なので思うように入れられないという意見が多くありました。
ですので、108円の方はあまり購入したとしても、空気を入れるのに相当苦戦する事が予想されますね。
【218円の空気入れ】
218円の空気入れは少しクオリティが上がり、一般に売られている空気入れのミニバージョンといったところです。
本体は、108円のものと一緒でおおよそ30㎝です。
しかし、立ったまま空気を入れることができるように本体を押さえる用に足で踏むペダルがあり、空気を入れるためのハンドルもしっかりしています。
空気を入れる部分もしっかり挟みこむタイプになっているので、両手でしっかりポンプを押すことが可能です。
使用感としては、218円の方が簡単で漏れなくすぐに空気が入るそうです。
安いので耐久性はどこまであるのかは微妙なところですが、ある程度は間違いなく使えて問題もなさそうです。
セリアの空気入れ
セリアの空気入れは、108円です。
セリアの空気入れは、ダイソーの218円のものと似ていて、立てかけて使えるタイプとなっています。
本体の長さもおおよそ30㎝です。
ホースに着いている金属製のハサミをバルブに挟み、レバー式のロックを倒して固定させ使います。
使用感は、ダイソーの商品よりやや優れているもようです。
空気を入れるときの抵抗感はもちろんありますが、比較的軽い力で数回ポンプを押すだけで大丈夫なようです。
ですので、セリアの空気入れは相当使えるようです。
お値段的にも108円と安いので、お買い得ではないでしょうか。
シルクの空気入れ
シルクに売られている空気入れは、セリアの商品と同じもののようです。
ですので、シルクの空気入れも使用感としては大丈夫でしょう。
キャンドゥの空気入れ
キャンドゥの空気入れは108円です。
手押しタイプのもので、本体の長さはおおよそ40㎝あり他社の物より少し長めです。
空気を入れるホースは本体に内蔵されていて、使うときに取り出し接続します。
空気を入れるときには、ホースの先端がネジ式になっているので、バルブにクルクルと回してつけます。
固定がしっかりされるので、空気の漏れはほとんどないようです。
空気抵抗はもちろんこちらの商品にもあり、使う人によっては、手押し式なので力を相当使うようです。
ただ、回数をこなせばしっかりと空気は入るので、空気入れとしては問題なく使用することが可能です。
ローソンストア100
ローソンストア100は、コンビニチェーンのローソンが展開する100円均一ショップです。
こちらにも空気入れがありますが、キャンドゥと商品は全く同じようです。
ですので、空気入れとして特に問題なく使えるでしょう。
スプレー式の空気入れがある!?
そして、なんと100均には、スプレー式の空気入れがあるようです。
どこの100均でも取り扱いはあるようです。
使い方は簡単で、スプレー缶を逆さにして、自転車のバルブに差し込むだけです。
商品や使用方法にもよりますが大体10~20回程度は空気が入れられるそうです。
ただし、空気が入ることは入るそうですが、LPG(液化石油ガス)を使っているので、結構空気が抜けやすいようです。
毎回ではないのですが、朝しっかりと入れたのに、夕方には空気があまり入っていなかった事も頻繁にあります。
なので、スプレー式の空気入れは、緊急時の応急処置用として鞄に入れて持ち歩き用として利用するのが良いでしょう。