お腹の脂肪を減らす筋トレを教えます。
お腹についてしまった脂肪って自分でも気がつくだけに、非常に気になりますよね。
お腹に脂肪がついてしまうと、あっという間にプヨプヨと目立つお腹になってしまいます。
ポコッとしたお腹は恥ずかしいですし、早めに減らす対応をとりたいものです。
しかし、いざ脂肪を減らそうと思っても、どのように行動すれば良いか迷ってしまうと思います。
やみくもに身体を動かしたり、筋トレをしてもお腹の脂肪を減らすことは出来ません。
しかも、なかなか効果が出るまで継続するのもハードルが高いですよね。
それにやり方も大事で、正しいやり方で目的に合った筋トレ方法でないとそもそも効果が現れません。
そこで今回は、お腹の脂肪を減らす効果的な筋トレ法をご紹介します。
お腹につく脂肪
脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪の2つがあります。
内臓脂肪は、どちらかというと男性に多くつきやすい脂肪です。
なぜかというと、男性ホルモンが大きく影響しているからです。
男性の場合、ホルモンの影響で女性より筋肉が多いのが特徴的です。
その筋肉を発達させるために、脂肪をエネルギーに変換するために体内にため込むようになっているので、お腹周りに脂肪がつきやすくなっています。
一方、皮下脂肪は女性に多い脂肪です。
皮下脂肪は腰や脚などの下半身を中心につき、女性が妊娠や出産するときなどにクッションの代わりとなり、身体を守るためにつきやすくなっています。
お腹周りの脂肪には全身の運動が効果的!?
お腹周りの脂肪を落とす時に、皆さんが思い浮かべるのは腹筋をするということではないでしょうか?
確かに腹筋を鍛えれば、脂肪が落ちるかもしれませんが、効率が悪いのです。
お腹の周りにつくのは、内臓脂肪がメインです。
内臓脂肪は上記で説明したとおり、脂肪を筋肉として変換するためにエネルギーとして消費されます。
ということは、お腹の脂肪を落とすには部分的な運動よりも、全身を使う運動の方がはるかに痩せやすいのです。
身体全体を使って運動することで、基礎代謝も高まります。
基礎代謝が上がれば、脂肪燃焼効果も高まって、お腹の脂肪も取れやすくなるのです。
お腹の脂肪に効く筋トレ方法
バーピージャンプ
バーピージャンプは、多くのアスリートも取り入れている筋トレ法です。
難しそうに感じますが、道具もいらずに場所さえあればどこでもできるので、初心者にもオススメの筋トレです。
バーピージャンプは、腕立て伏せ、ジャンプ、スクワットなどの動作が一連の流れに入っており、全身を動かします。
繰り返しやすい動作で続けやすく、脂肪燃焼には効果的です。
《バーピージャンプのやり方》
①両足を肩幅程度に開き立つ
②その場にしゃがみ両手を床につける
③軽く跳ねるように両足を後ろに伸ばす
④腕立て伏せのように身体を下に沈み込ませる
⑤両肘を伸ばし両足を最初の位置に戻す
⑥②のようなしゃがみこんだ体勢に戻す
⑦両手を伸ばし立ち上がりながら思いっきりジャンプをする
⑧ジャンプ着地後は①から繰り返して行う
ゆっくりとした動作でも大丈夫ですが、できるだけ身体を大きく動かし、伸ばすところはしっかりのばして、ジャンプする時もできるだけ高く跳ぼうと心がけてください。
ウエストねじり
ウエスト周りを細くしたい場合は、ねじり動作がオススメです。
お腹の横にある腹横筋と腹斜筋を鍛えることが出来て、キレイなくびれを作ることが出来ます。
《ウエストねじりのやり方》
①足を肩幅に開き立つ
②両手を頭の後ろに置き、腰を軽く落とし中腰になる
③ゆっくりとした動作で下半身は前を向いたまま右側にウエストをねじる
④ゆっくりと正面に戻る
⑤ゆっくりとした動作で下半身は前を向いたまま左側にウエストをねじる
⑥ゆっくりと正面に戻る
⑦繰り返し5回ほど行う
足の上下運動
両足を上げ下げする簡単な運動です。
下腹部の脂肪を燃焼したり、ヒップアップなどの効果もあります。
《足の上下運動》
①両足を伸ばした状態で仰向けになる
②両足をゆっくり垂直になるまであげる
③両足をゆっくり下ろして床につくギリギリのところで止める
④③のまま10秒ほどキープ
⑤10回1セットで2~3回繰り返し行う
スクワット
スクワットは足にも効きますが、実はお腹の脂肪を落とすのに効果的なのです。
正しい方法で、ゆっくり行うことが大切です。
《スクワットのやり方》
①両足を肩幅に開く
②両手を頭の後ろに置く
③背筋をしっかりのばす
④ゆっくりと椅子に腰掛けるようなイメージで腰を落とす
⑤つま先より先に膝が出ない程度にする
⑥ゆっくりと元に戻る
⑦10回1セットで2回程度繰り返す
お腹周りの脂肪が気になるあなた!!、騙されたと思って一度試してみてくださいね。