糖尿病とは、わかりやすく説明するとどんな病気なんでしょうか?

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 糖尿病は、簡単に説明してしまうと生活習慣病の一つで、年々患者数も増加している怖い病気です。

 それなりの知名度を持った病名なので、多くの方が糖尿病という病気があるということは知っていることでしょう。

 しかし、糖尿病そのものが一体どんなものなのか、どのような症状が出るのかということはよく分からない人も多いと思います。

 糖尿病は誰にでもなる可能性があり、症状が進行していくと脚を切断する事になったり、社会人の方は仕事が継続出来なくなったりする事もあります。

 だからこそ、誰にでもかかる可能性のある糖尿病に関する知識は、自分自身を守るためにも必要になってくるでしょう。

 そこで今回は、糖尿病という病気をわかりやすい言葉を使って説明していきます。

糖尿病とはどんな病気?

正常な働き

 糖尿病を説明する上で大切になってくるのが、【インスリン】です。

 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。

 私たちは食事をすることで、それらが体内でエネルギー源に変わり生命維持をしています。

 食事をとると、ブドウ糖がに取り込まれ、血糖値が一気にあがります。

 ブドウ糖はそのまま体内に取り込まれるのではなく、インスリンの作用によって細胞の1つ1つにエネルギーに変換されて届けられます。

 インスリンは食事が開始され、血糖値が上がってくると膵臓から放出されます。

 そしてインスリンによって、ブドウ糖が細胞に届けられることで、血糖値を下げていきます。

 食事をしてから1~2時間後が血糖値のピークで、それ以上経過すると食前の血糖値に戻っていくのが、正常な働きです。

異常な働き

 しかし、何かしらの影響でインスリンの分泌が悪くなったり、質が低下すると、すべてのブドウ糖に対して反応出来なくなります。

 そうすると、体内ではブドウ糖が余ってしまう状態になり、常に血糖値が高い状態が続くようになってしまいます。

 この状態が、いわゆる糖尿病なのです。

糖尿病には2種類ある

 糖尿病には、原因の違いなどによって2種類に分類されています。

 1型糖尿病、2型糖尿病と分けられているので、こちらも簡単に説明していきます。

1型糖尿病

 1型糖尿病は、自己免疫反応によって引き起こされるものと、原因不明の特発性に引き起こされるものがあります。

 インスリンは、膵臓にあるランゲルハンス島のβ(ベータ)細胞というところから分泌されます。

 しかし、ウイルスなどに感染した場合には自己免疫反応が働き、β細動を自分自身で壊してしまうので、インスリンの分泌が出来ないようにしてしまいます。

 攻撃によって全く機能しなくなってしまうため、自分の体内からはインスリンを作り出すことが出来なくなってしまいます。

 そのため、食べ物を口にしてしまったら血糖値が上がってしまったままになってしまいます。

 そして、体内の血糖値をどうにか下げようと、尿中にも糖が出てしまい糖尿病が発症してしまうのです。

 1型糖尿病の場合、治療法としてはインスリンの注射でコントロールを図っていきます。

 発症年齢は、小さい子供~20代の年齢層に多く、稀に高齢者でも発症する人がいます。

 しかし、1型糖尿病は日本では発症率が低く、糖尿病患者全体の1割程度しかいません。

2型糖尿病

 2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下したり、効き目が悪くなることで発症します。

 原因は主に肥満や不摂生な食生活、運動不足などの悪い生活習慣によって引き起こされています。

 発症年齢は30代後半~50代が多いですが、最近では子供の肥満が増えてきているため、子供にも2型糖尿病が増えてきました。

 肥満が大きく影響しているため、食事療法・運動療法がメインとなりますが、インスリンの分泌が低下している場合などには、注射や内服など薬でコントロールすることがあります。

 薬物療法の場合、1型糖尿病は完全にインスリンが出ないため、永久的にインスリン療法が必要となってきますが、2型の場合には、薬物コントロールで血糖値が落ち着くようなら薬が中止になる場合もあります。

 日本人の9割以上が2型糖尿病で、生活習慣病の1つとして恐れられています。

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糖尿病患者増加中

 近年、日本人に糖尿病患者が増えています。

 予備軍も併せると、316万人以上もいます。(平成26年度調査)

 調査するたびに増加しているため、大きな社会問題ともなっています。

 増加している傾向には、やはり欧米化スタイルの食事が増えてきたことが原因にあるようです。

 もともと日本人は、欧米人よりインスリンの分泌量が少ないのです。

 欧米化した食事は、カロリーが高いので血糖値の増加も一気に上がってしまいます。

 上がった分だけ、インスリンの力が必要となってくるので、膵臓がフル活動し続けます。

 すると、やがて機能が衰えてきてしまい、インスリン分泌も弱まって糖尿病を発症させやすくなるのです。

 若い人たちは、手軽で簡単に食事が済ませられるとファストフードが人気ですが、先ほども書きましたがカロリーが高く血糖値を一気に上げてしまうので、糖尿病を予防するという意味でも、今までよりも食べる回数を減らす必要があります。

 今では日本食も海外でブームになっているほど健康に良いとされているので、日本人こそ日本食を食べる機会を増やし、糖尿病にならない予防をしっかりする必要があるでしょう。

 食べたいものを食べ続けるというのではなく、自分自身の健康は自分自身で守る、という認識が食事でも必要な時代になっているのです。

 

 
 
 

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