甲子園での夏の高校野球の試合日程や組合抽選は、どのように行われる?

 夏の大きな楽しみと言えば、甲子園での夏の高校野球もその一つですよね。

 春の選抜大会も魅力的ですが、夏の方がより面白く魅力的である事はみなさんなんとなく感じていらっしゃるのではないかと思います。

 暑い時期に行うことで、より一層熱気を感じて高校生達の熱い戦いを見るのが楽しくもあり、青春時代を思い出し懐かしい気持ちになるのではないでしょうか?

 また、春の大会は負けたとしても夏の大会があるとなりますが、夏は負けたら3年生は終了になりますので、そこでいくつものドラマが起こるわけです。

 そんな白熱する高校野球ですが、各都道府県から代表が決まった後、甲子園での試合の日程の組み合わせはどのように行われているのでしょうか?

 抽選会が行われる日程や、抽選会の方法など始まるまでの過程も興味深いですよね?

 そこで今回は、夏の高校野球の試合日程や組合抽選の仕方についてお伝えしていきます。

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2017年の抽選日

 2017年の抽選日ですが、予定では・・・

 2017年8月4日(金) 16:00~とされています。

 場所は、大阪フェスティバルホールというところで開催されます。

 テレビ局によっては、毎年抽選の様子を放送しているところもあるので、お住まいの地域で放送している場合には、是非視聴してみてください。

抽選の仕方

 甲子園出場校を決める為に、各都道府県で代表を決めるために予選大会が行われています。

 8月にはすべての都道府県から代表が決定します。

 夏の甲子園に出場出来るのは、各都道府県の代表1校と東京と北海道などのように代表が2校選出される都道府県もあり、合計49校が出場する事が出来ます。

 そこから抽選をして対戦相手を決定していくのですが、甲子園での高校野球の抽選方法は【全試合抽選方式】と呼ばれるもので決定していきます。

 全試合抽選方式というのは、不公平のないように全ての試合に対して毎回抽選をして相手を決めていこうという方法です。

 試合に1勝したら次の相手が自動的に決まるのではなく、主将がくじを引いて対戦相手を決めていきます。
 

チョット複雑なトーナメント戦

 高校野球のトーナメント表をみると、少しややこしいように感じると思います。

 高校野球では、日数や出場校の数甲子園の球場の使用問題などで、意外とスケジュールがぎっしりと詰まっています。

 49校もあれば、組み合わせ方が複雑化するのですが、様々な条件を考慮して現在のトーナメント方式になっています。

 くじを引く順番ですが、東京都と北海道代表は2校ずつあるので優先的にくじを引くことになっていて、同じ地方同士が試合で戦うことがないように配慮されています。

 その後は、仮で引いたくじ順ごとに各高校の主将がくじを引いていきます。

 まず、全出場49校ありますがこれを34校と15校に分けます。

 34校に分けた方は、1回戦から試合をして15校の方は、初戦は2回戦から始まります。

 ですので、まず抽選をする時には、1回戦から戦うかもしくは2回戦から戦うかのくじ引きが行われます。

 1回戦組になった場合には、まず1回戦組同士で試合を行います。

 すべての1回戦組の勝者が決まると、半分の17校になります。

 その勝者17校は、また抽選をして、2回戦の相手となって試合をします。

 連続で試合が行われないように、2回戦の抽選は第1日目の勝者3チームは第7日目、第2、3日の8チームは第8日目、第4.5日の6チームは第9日目の試合にあたるようにくじを引くことになります。

 2回戦が初戦の学校も試合をして勝者を決めることになります。

 3回戦の試合の抽選は、第9日目の勝者は連続した試合にならないように第11日で試合をするようになりますが、その他は特に決まりはなく抽選が行われます。

 準々決勝(第12日目)の抽選は、第10日目の勝者が第1試合、第2試合、第11日目の勝者が第3、第4試合に入るように抽選が行われます。

 準決勝は特に決まりはなく決定します。

 このように勝者チームは連続した試合が行われないように、試合の日にちを配慮されながら、不公平にならないように勝者同士で次戦の相手をくじで決めていきます。

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選手宣誓もくじ引き

 代表の主将が選手宣誓をすると思いますが、実はこの選手宣誓を決めるのもくじ引きなのです。

 指名されているのかと思いきや、そうではないようです。

 選手宣誓をしたい人が希望を出し、1回目の試合の抽選の後にくじ引きで公正に決められているそうです。

 大勢の人前で堂々と宣誓するわけです。

 もし、実際にその宣誓を出来るとすれば、一生の思い出になるとは思いますが、その場で大勢の人前でテレビ中継だったり新聞のカメラマンだったりが注目している中でやるのは、誰でもが出来る事ではありません。

 なので、くじ引きで選ばれるとは言っても、やはり誰でもいいのか?となればそれは「違う」となるでしょうね。

 2017年の夏の甲子園大会では、誰が選手宣誓をする事になるのか?選手としての注目度は早稲田実業の清宮選手でしょうが、まだ甲子園に出場できるかどうかも分からないですから、そこは楽しみの一つとして大会が始まるのを待つとしましょう。

 ただ、抽選のやり方だったりとかは、毎年同じ方法で行われていますので、気になっていた方は是非参考にして下さいね。

 この夏の甲子園大会から、将来のプロ野球のスター選手が誕生するかもしれないと思うと、ワクワクしますよね。
 

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