インフルエンザの種類と症状にどんな違いがあるの?A型・B型・C型って何が違うの?

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 インフルエンザという言葉はよくご存知だとは思いますが、そのインフルエンザには3つの種類があるのをご存知でしょうか?

 A型、B型という言葉は新聞やニュースで毎年のように聞く言葉なので多くの方がご存知だろうとは思いますが、C型はあまり聞いた事がない方がほとんどだろうと思います。

 また、3種類それぞれに特徴があり、その症状にも違いがあります。

 インフルエンザと一言で言っても、それぞれに特徴や症状の違いがあるのです。

 そこで今回は【インフルエンザの種類と症状にはどんな違いがあるのか?】ついてまとめてみました。

インフルエンザA型

 インフルエンザA型は3種類ある中で最も流行性が高く、症状も重症化しやすいのが特徴です。

 他の型では人間以外には移りませんが、このA型だけは鳥・豚・馬といった動物にも感染することが分かっています。

 時々ニュースなどで聞かれる鳥インフルエンザは、このA型に分類されます。

 A型インフルエンザの種類は144種類もあり、複雑にウイルスが絡み合って毎年違った形で爆発的に流行します。

2種類の表面抗原タンパク質が原因となっている

 上記で144種類もあるとお伝えしましたが、その種類の大元は細胞表面抗原の多さにあります。

 A型ウイルスは

  • ヘマグルチニン(H)
  • ノイラミニダーゼ(N)

 上記2つの【表面抗原】と呼ばれるたんぱく質組織を持っています。

 この2つの細胞の中にも、またさらに数種類の抗原があります。

 現在、ヘマグルチニンHの種類は16種類(H1~H16まで)、ノイラミニダーゼNの種類は9種類(N1~N9)まであります。

 それらの抗原の組み合わせが複数あるので、A型のインフルエンザは膨大な数があると言われているのです。
 
 その膨大な中でも代表的なのものとして皆さんもご存知かと思いますが、

  • A香港型:H3N2
  • Aソ連型:H1N1

 この2種類が主に流行されると言われています。

A型インフルエンザの発生時期

 寒くなってくる11月頃から3月ぐらいまでにピークを迎え、4月~5月にかけて終息していきます。
 
 近年では上記よりもう少し早く発症するケースも多く見られており、流行する時期も早くなっているのが特徴です。

A型インフルエンザの症状

  • 38℃以上の高熱
  • 全身の強い倦怠感
  • 全身の強い筋肉痛
  • 強い関節痛
  • 寒気・悪寒・震え・・・など

 A型インフルエンザはどの型よりも症状が急で重症化しやすい。

 特にお年寄りは肺炎になりやすく、乳幼児はインフルエンザ脳症などの合併症も出現しやすいので、特に注意が必要です。

 A型インフルエンザに1度感染したことがあっても、A型の場合はウイルスの数も多く変異したものもありますので、それらの多くのウイルスに対しては免疫が無い場合は、何度でも感染することがあります。

 そのために、毎年予防接種を受ける必要があるのです。

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インフルエンザB型

 インフルエンザB型はA型に比べてそれほど大流行はしません。

 爆発的に拡大すると言うよりも、一部にじんわりとという感じです。

 発症しやすい時期はインフルエンザA型と同時期です。

 山形型ビクトリア型という2種類の型しかなく、A型のようにこれらが突然変異を起こしたりということもほぼありません。

 感染経路は人から人のみであり、免疫も持っている人が多いようです。

 症状も急激なことはなく緩やかな風邪の状態が続くといったところでしょうか。

B型インフルエンザの症状

  • 微熱か発熱なし
  • 下痢
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐・・・など

 
 インフルエンザB型はほとんど風邪の症状と同じなので、インフルエンザと気づかない事が多いのです。

 ですので、インフルエンザ流行する時期に上記のような症状が長引く場合や、ぶり返すようなことがあるので早めに病院を受診しましょう。

インフルエンザC型

 インフルエンザのC型は他の2つと違って季節を関係なく発症します。通年性です。

 通年性ですが、1月から6月ぐらいが一番多い時期になります。

 また、このC型は年齢が限定的で、大人が罹ることは稀です。

 5歳以下の乳幼児が多く感染し、6歳までにはほとんどの子供は1度は罹っている感染症です。

 ピークは1歳~4歳児です。

 6歳以上になるとほとんどが抗体を獲得するので、大人が罹る場合は子供の時に罹らなかった人ということです。

 ちなみにC型はウイルスが1種類しか存在しないため、突然変異することもなく、1度罹れば生涯免疫を獲得出来るので、2度罹るということはありません。

C型インフルエンザの症状

  • 微熱
  • 多量の鼻水・鼻づまり
  • 喉の痛み
  • くしゃみ・・・など

 C型のインフルエンザは鼻風邪のような症状なので、軽い事が多くインフルエンザと気づきにくいです。

 しかし、2歳以下の子供は稀に重症化し、高熱や嘔吐、気管支炎、インフルエンザ脳症などを発症してしまうこともあります。

 なので、体調がおかしいと感じたら、すぐに病院を受診することが大切です。

インフルエンザキット

 インフルエンザが流行し始めると、病院ではインフルエンザのキットを使って陽性か陰性を調べます。

 しかし、このキットはA型とB型のみに反応するのでC型のインフルエンザに罹っていても陰性と出てしまい、普通に風邪と診断されることが多いようです。

 C型を正確に判断するには、ウイルス分離という方法をするしか現在のところはありません。

予防接種

 予防接種もA型とB型のみに効果があるように作られているので、特にC型の予防接種はありません。
 
 それぐらいC型は弱毒性で感染力も低いのです。
 

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